虚無日記 2023/4/6
■ツイログ
先日、ツイログというサービスが息を引き取った。
API有料化に伴うものだ。
利用したことがない方もいると思うので一応説明すると、ようはTwitterのつぶやきを日記形式で記録してくれるサービスだ。
僕のツイッターに関する認識は過去記事でも語ったが、僕にとってツイッターは、自分という人間の軌跡を何よりも生々しく残せるものだと思っている。
それを日付ごとに振り返ったり、ワードで検索出来たり、絡みのあるユーザーとの会話を見返したりできるツイログは、まさに“自分”というコンテンツの手引書だった。
ツイログがなければ、僕は過去の自分を振り返ることもままならない。
正直、ツイッターに嫌気が差してやめようと思ったことは一度や二度じゃない。それでもここまで13年以上続けてきたのは、ツイログがあったからだ。
自分の“13年”という長い積み重ねが分かりやすくまとめられていて、簡単に振り返ることが出来たからこそ、それをここで途絶えさせるのは勿体ないと思えた。
でもそのツイログがなくなって、ツイッターを続ける意味はあるのか? と考えるようになった。
ツイのヒョロワー達がいる以上、そいつらのために続けるという選択肢もある。
しかし、僕にとってのツイッターとはどこまでいっても自分本位に、今考えていることをつぶやく場所でしかない。ヒョロワーにウケそうなことを……とか一々考えてない。勿論、コンプライアンスに抵触しそうなものは呟いていないが、それ以外は自由だ。
そんな僕が今更ヒョロワのためにとか言っても嘘になる。
ただ、続ける意味もないけど辞める意味もないというのが現状だ。ツイッターに息苦しさや使いづらさを感じたとて、代替になるSNSは存在しない。結局のところツイッター自体が終わるまで、僕はツイッターを続けるだろう。
いつかイーロンがツイログの代わりになるものを公式機能として実装してくれるか、有料でもいいからツイログが復活してくれるのを信じて……。
■アニメ
気付けば2023年の冬アニメが終わっていた。
結局最後まで観たのおにまいだけだったな……。
クールが始まったばかりの頃はもうちょい観てたんだけど、1月末くらいからブルアカ始めた事により、可処分時間の9割をブルアカに吸い取られ、アニメを見る余裕がなくなってしまった。そもそも仕事がハチャメチャに忙しい時期だったので可処分時間自体少なかったというのもあるが……。
おにまいは飯食ってる時ついでに流すことでなんとか完走できた(飯食いながら見るのに向いてるアニメではない)。
TSモノに特別造詣がある方でもないんだけど、とにかく作画がめちゃくちゃ良かった。キャラデザインも動きも萌えアニメをやる上でのベストを出していたと思う。EDは動きすぎて笑っちゃった。あと全体的にゼロ年代前半ぐらいの懐かしさもあって、その空気感を楽しんでた節もある。
僕は一般アニメにおけるお色気要素みたいなのにあんまり注目しないというか、少なくともそこ目当てに見るってことはないんだけど、おにまいに関してはどうしてもえっちな目で見てしまう。エロ描写での作画が本気すぎる。このクオリティでエロアニメみてぇな……と思ってしまった。
まひろの性別、お兄ちゃんであることのアイデンティティと葛藤や、みはりとの兄妹カンケイについてもちゃんと描いていて、ストーリー的にも手を抜いてなかったのも良かった。
季節はめぐりもう春アニメの時期だけど、実は今見る予定があるのは水星の魔女と精々ワールドダイスターだけだったりする。それ以外にイマイチ食指が動くものがなかった。
去年の夏頃は「またいっぱいアニメ観ていくぞー!」と謎に気合を入れては居たが、あの時アニメへのモチベが高かったのは単純にそのクールが自分にとって豊作だっただけで、デフォルトではやはり1クール2,3本くらいが適正なのかもしれん。