共感覚者のジレンマ
教祖は共感覚らしいです。
正しい心理学的な言い方はよくわかりませんが、簡単に言えば文字に色がついて見えます。
このタイプは色字と言うらしく、共感覚の中でも結構多いみたいですね。
見本として塗り絵をしてみました。
数字とひらがなはこんな感じで見えます。
その他に漢字にも色が見えますし、知らない言語でもなんとなく見えることもあります。
中高生の頃はテストの暗記に重宝してました。
数字の並びも同じ理由で結構早く覚えられたりします。
ところで、もし貴方が「私も文字の色見える!」って人なら上の表を見てイラッとしませんか?
共感覚なるものを知った時に他の人の色字を見てみたことがあるんですが、自分が思ってた色と違う色の文字を見るとムズムズしてきます。
「共感覚とは何か?」を解説しているサイトで色字の見本として示されている画像は大体自分のイメージと違います。
見本ではよく上記画像1行目のようにフォントの色を変えたものを使われますが、私は2行目のようにじわっと染み出して見えています。
こういう見え方の違いも起きるんです。
共感覚者が自分の共感覚を知ろうとすると、こういったとんでもないストレスを浴びる羽目になるのです。
別に生活に支障がある訳でもないので直したい訳でもないのですが、持ってるもんはちょっと気になるじゃないですか。
それなのに色字者同士を集めるとお互いに解釈違いを起こして分かり合えないのです。
まるでヤマアラシのジレンマみたいですね。