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■昨日出会った受験生たちが、とても優秀だと感じた理由



こんにちは。月刊『教員養成セミナー』編集部Oです。本日2回目の投稿です。なぜ、日に2回も投稿しているかと言えば、今日は暇だからテンションが上がっているからです。

昨日、時事通信社が毎年開催している東京都の面接特訓ゼミがあり、補助スタッフとして参加させて頂きました(来年教採受ける人はぜひ!)。
20日(土)からの本番を控えた受講生と、元教員のベテラン講師たちによる真剣勝負の模擬面接は、超熱い! ゼミが終わっても、講師の先生方を質問攻めにする受講生たちの熱量に当てられた中の人は、今日は通常の編集業務に身が入らず(あ、やっぱり暇でした)、受験生に直接役立つ情報を伝えようと考えているわけです。

さて、昨日、私が講座を担当させて頂いた受講生の方々は、とても優秀だなあと個人的に思いました。なぜなら、面接試験で、面接官からその場で「この受験生は採用できない」と判断される、ゼッタイやってはいけないNG行為をする方が、お一人もいなかったからです。
もしかして、みなさん『教員養成セミナー』を完璧に読み込んできたのかと思ったほどです。

■面接でのNG行為=教師が教室でやってはいけないこと

面接でゼッタイにやってはいけないNGとは何でしょうか(大分引っ張ってすみません)。それは、面接官に質問されて、フリーズ=黙ってしまうことです。

月刊『教員養成セミナー』より(役立つから見てね!)

ときどき、でも少なくない割合でいらっしゃいます。ベテランの面接官に難しい質問をされて、言葉が出なくなってしまう人が。状況と気持ちは、すごくよく分かります。多分、中の人も、自信のないことを質問されたら、ウっと詰まって、同じように固まってしまうでしょう。模擬面接が行われている教室の中には、プレッシャーというか、緊張感がみなぎっていますから(逆に言えば、ここで失敗を経験した方は、本番はうまく対応できるはず!)。
でも、どんなに頭の中がパニックなったとしても、黙ってしまうことだけは、ゼッタイにNGです。特に教採の面接では。

なぜなら、

教採の面接で黙ってしまう=子どもに分からない質問をされたときにも黙ってしまう人=教師としての資質に欠ける人

だと判断されてしまう可能性があるからです。

教採の面接で問われているのは、受験生の「知識」ではありません。教師としてどんな振る舞いをするのか、「人物」が問われているわけです。ある意味当たり前のことなのですが、教室で教師がやっていけないことは、面接試験の場でもNGなのです。

■答えられない質問をされたときの3つの対処法

「そんなこと言われても、答えられない質問には、返答のしようがない」と思った方もいると思います。
そんな方のために、3つの対処法をご紹介します。

①まずとにかく返事だけする
1つは、とにかく返事だけすること。まず、「はい」と答えるだけで、わずかですが、時間が稼げます。その瞬間に頭の中で答えを探すのです。1秒あるだけで、結構いろんなことが考えられるので、まず、この方法で答えが出せるかトライしてみましょう。

月刊『教員養成セミナー』より(面接については2022年9月号で詳しく解説しています)

②素直に謝る
それでも答えが出ないときには、面接官に「申し訳ありません。分からないので、この後、勉強いたします」と素直に謝りましょう。
先ほども言いましたが、面接の場において問われているのは「知識」ではなく「人物」です。分からないことがあっても、黙ってしまうより、素直に謝って学ぶ姿勢を示すほうが、1000倍ましです。

月刊『教員養成セミナー』より(役立ち情報満載の教採専門誌)

③もう一度質問してもらう
3つ目は、「諸刃の剣」です。「質問が聞き取れなかったので、もう一度お伺いしてもよいでしょうか」と面接官に伝えて、再度質問してもらうという方法です。大分時間を稼げるので、この間に答えを組み立てます。
ただし、再度面接官に質問してもらい、答えられなかった場合、心証は悪くなります。一度質問を聞いて答えられそうにないと感じた場合は、②の対処法をとったほうが賢明でしょう。


以上、今回は面接でゼッタイNGなことをお伝えしました。
とにかく、面接の場では、「教師としてふるまう」ということを意識してください。そうすれば、どんな言動が面接官の心証をよく・悪くするかが見えてくるでしょう。
では、皆さんの本番での健闘をお祈りします!

そして、役立ったと感じた方は、ぜひ「スキ」ボタンを押して、SNSでもご共有ください。皆さんからのリアクションを励みに、次回以降も書いていきたいと思います(教師は「リアクション」が大事というのが、本記事の要旨ですよ!)。
よろしくお願いします。

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