0から始めるメタグロスデッキ
では早速メタグロスVmaxを採用したデッキの解説を始めます。
これから先の文はこれからポケカを始める人用の文を想定しており、「これ知ってるな」と思ったら読み飛ばして結構です。
紹介したいカードは山ほどありますけどまずはメタグロスVmaxの性能を見直しましょう。
メタグロスVmaxについて
下のメタグロスVについては解説するほど使い道ないので今回は割愛します。
メタグロスVmaxの進化元で後攻1ターン目以外ほとんど技を使わないとだけ覚えてください。
ではメタグロスVmaxの解説をば
上技の「でんじきゅうちゃく」は山から2枚好きなカードを持ってこれるカードです。後攻1t目に使えたら強いですね。ええ。
ポケカはルール上後攻1t目に進化させて技を使うことはできないので上技はよほど欲しいカードをサーチしてくる時用となりますね。
しかしこのでんじきゅうちゃくを使うと後述する下技の火力が落ちてしまうので注意ですね。でんじきゅうちゃく自体にダメージが無いのも残念なところ。
上技はあんまり使わないけどそういう選択肢もあるという事を覚えておくと強い場面があるかもしれません。
ではおそらくメインで使っていく下技「ダイラッシュ」の解説をします。
2エネで100ダメージ、次のダイラッシュは250ダメージで打てるという効果です。
2エネで250ダメージという数字は全ポケモンで見てもかなり高く、明確に強いと言っても差し支えありません。
ダメージはとても強い技なのですが、その問題点は効果にあります。
技の効果により2回目のダイラッシュのダメージが250になっているだけなので、1発目は絶対に100ダメージです。これが残念な部分なのです。
これが何故弱いのかという話を解説するならばポケモンカードのルールからおさらいしていく事になります。
まずポケモンはバトル場からベンチへ移動すると状態異常などは全て回復し、ポケモンにかかっている効果もなくなります。
ザシアンVの技、「ブレイブキャリバー」は効果により次のターンは打てなくなりますが、逃げるを使ったり「ポケモンいれかえ」などのカードを使って一度ベンチに戻し、再度バトル場に戻すことで「次の自分の番、技が使えない」という効果もベンチに戻った際になくなっています。
日本語的におかしいのですが、そういうものなのです。ここら辺はルールでそうなっているので頭で考えずフィーリングでお願いします。
このベンチに戻ればなくなるという効果、もちろんメタグロスのダイラッシュにも適用されます。
一度ベンチに戻って再度場に出てきたメタグロスのダイラッシュのダメージは100に戻るんですね。
ダイラッシュを250ダメージで連打するには一度ダイラッシュを使って、そこから一度もベンチに戻さずバトル場で戦い続ける必要があるんですね。
逃げることはできませんし、相手に「ボスの指令」や「あなぬけのひも」などの強制的にバトル場のポケモンを入れ替えるカードを使われると100ダメージに戻ってしまいます。
これが辛いんですねー。
ダイラッシュが「次に使う自分のダイラッシュのダメージは+150される。」という表記だったらベンチに戻っても別のメタグロスVmaxのダイラッシュでも250ダメージになるのですが・・・。
前回のウルガモスV解説の時と違ってデメリットの解説ばかりになってしまっていますが、これらのデメリットは実際に使ってみるとすぐに気づく事なので先に説明しました。
弱点はありますがそれでも250ダメージはやはり強いです。100ダメージ、250ダメージと同じ相手にぶつけると合計350ダメージでVmaxだって倒せます。数字は決して弱くはなく、むしろ強い技の部類だと思います。
しかし上のような弱点があるという事は受け入れてこれからの解説を聞いてほしいです。
デッキリストをふまえて
とりあえずオーソドックスなデッキリストを用意しました。
こちらになります。
かなり基本的ですね。
基本はメタグロスでダイラッシュを打っていくのは変わらないので、ここでは何枚かのそれをサポートするカードの紹介をします。
ガラルギャロップV
2エネの上技が強いです。
相手のポケモンを1体強制的にHP100にすることで、最初のダイラッシュ100ダメージでも確実にポケモンを倒すことができます。
その後250ダメージを連打すると、非常にわかりやすい。
下の技はデッキのエネルギー的に打つのが不可能となっています。
ザシアンV
ソードシールド環境最強のVポケモン、ザシアンVが堂々参戦だああああああ
鋼エネルギー3枚で230ダメージ!特性によりドロー!エネルギー加速!!
メインアタッカーサブアタッカーサポートなんでもござれ!
鋼といえばザシアン!ザシアンといえば鋼!!
ソードシールドここにありと言われる最強カードです。できれば先行1t目に出してふとうのつるぎしましょう。相手は泡吹いて倒れます。
ふとうのつるぎは英語名で「Interpid sword」なのでインターピッドソード使いますと宣言すると上級者ぶれます。
嘘です。
ドータクン
特性の「メタルトランス」により、場の鋼エネルギーを好きに動かすことができます。
バトル場のポケモンをベンチに逃がして、そのポケモンについてたエネルギーをバトル場のポケモンに移すことですぐに攻撃に移ることが出来ます。
鋼デッキなら必須級の1枚となっています。
後述するモミというカードとも非常に相性が良いです。
メタルソーサー
トラッシュから鋼エネルギーを1枚ベンチの鋼ポケモンにつけるという激ヤバグッズです。
鋼デッキならとりあえず脳死で4枚入れましょう。
「ベンチの」「鋼ポケモン」にしか付けられないという点に注意しましょう。
ゲーム序盤から手札に鋼エネルギーが余っていたら積極的にトラッシュしましょう。
コーティング鋼エネルギー
付けると鋼ポケモンの弱点がなくなるという特殊な効果を持ったエネルギーです。
鋼ポケモン以外にも付けられる点やメタルソーサーでは付けられない点は覚えておきましょう。
モミ
最後に特徴的なサポートを紹介します。モミです。
進化ポケモンについているエネルギーが全てトラッシュされますがHPを全回復できます。
これを使ってメタグロスを回復させながら全線でダイラッシュ連打しましょう。
回復する際に進化ポケモンについてたエネルギーは全てトラッシュされる。と表記されてはいますが、これ実はエネルギーをトラッシュする必要はありません。
100ダメージくらってしまったエネルギーの付いてないメタグロスにモミを使うとするとエネルギーは付いてないからトラッシュしなくて良い、しかしHPは全回復するという事ですね。
ドータクンと組み合わせることでこの効果はさらに凶悪になります。
メタグロスについているエネルギーをベンチのたねポケモンにメタルトランスで動かした後にモミを使用
↓
メタグロスHP全回復
↓
メタルトランスでメタグロスにエネルギーを戻す。ダイラッシュ。
単純ですがとても強いコンボになります。覚えておきましょう。
カード紹介はこれぐらいでしょうか。
では次に採用していないカードをいくつか
採用を見送った他のカード
あなぬけのひも
先ほどメタグロスの打点を減らされる為、怖いカードとして紹介しましたが、自分が使う分には状況によっては強いカードとなります。
もちろんダイラッシュを打った次のターンに使うとダイラッシュの打点を自ら減らしてしまうだけです。
このカードはザシアンVの技を打ちたい時や相手のポケモンを入れ替えたい時などに便利です。
入れ替えカードとして1~2枚買っといてもいいかもしれません。安いし。
リセットスタンプ
言わずと知れた最強の受け札。
4か月後ぐらいにはスタン落ちしちゃうし1枚500円~と地味に高いので今回は採用を見送り。
1~2枚買うとしたらモミ、ヤレユータン、ルカメタ辺りと交換でしょうか。
ツールスクラッパー
汎用性のあるどうぐメタ
意外なところで役立つし、無いなら無いで良いですし。
1枚買っといてもいいと思います。
最後に
こんなところでしょうか。
一番メジャーな型のメタグロスVmaxの紹介でした。
筆者はポケモンをメタグロスVmaxしか入れず、前がやられそうになるまでベンチを出さないメタグロス単耐久デッキなんて変態デッキを組んでますけど正直強くはないと思います。
やはりドータクンモミ型が一番!
メタグロスVmax自体のテキストがかなりシンプルなので状況など踏まえた詳しい解説がほとんどありませんでした。
それだけ分かりやすく、使いやすいカードという事だと思うのでむしろ良い事!
連撃がついていることによりこれからも補助カードは増えていきますしこれからのカードプール、環境によっては十分活躍が期待できる1枚。
以上メタグロスVmaxを採用したデッキとその基本的な解説でした。
デッキの回し方などはまた別の話になってくるため、実際に組んでみて、自分で回してみて、そこからの細部の解説になると思います。
では、よい推しポケライフを。