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三郎 丸
2024年6月13日 05:40
もし僕たちが猫だったらずっと一緒にいられたのにね日がな窓の外を眺めたり鳥を追いかけてみたりそうやって一日の終りに一緒に眠ることができたりして。一度だけかけちがったボタンの間で苦しむことやちょっと性格が違うくらいで進む道が正反対になってしまうことや自己肯定感みたいなややこしいものにとらわれてあなたが大切だという気持ちを見失うことが、なくて。僕たちが道で偶然出会った野良猫同士だった