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三郎 丸
2022年11月19日 02:09
赤褐色の太陽を見た古い血の色をした暗い青空に浮かぶ而して夜行性動物の瞳を焼く生まれたばかりの卵黄のような輝き。地上を追われた歩くだけしか能のない猿は空を飛ぶ翼に乗って終わりのない旅をしているあのころ青空に輝いていた白銀色の若い太陽は死に飛ぶ鳥もいない空に打ち付けられた鈍色が人工的な彼らの目を焼くそんな腐った太陽の輝きにも光は未だ残っているらしく他に行く場所もしらな