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実はFよりTの方が感情的なのではないかというお話【ゆるMBTI考察】
ご存知MBTIの3つ目に位置するT/Fは、物事の意思決定をする際に思考を優先するか(T)、感情を優先するか(F)で決まっている。
ESTJである私は特に、主機能にTeを持つため、Tを有する他のタイプと比較してもかなり強い思考優先タイプなのだけど、最近どうもこのTeがうまく働いていない気がする。
その原因はおそらくENFJの夫と結婚したことだと思う。
ENFJは逆に、Fを持つタイプの中でもかなりそれが強いタイプだと思う。主機能がFeだから。
夫とお付き合いを始めた頃から、今に至るまで2年くらい経つ。
夫に出会ってから大きく影響を受けたところが、私自身の感受性の変化だと思う。
感受性豊かな夫のFに影響されて、いい意味で私の中のFが引っ張りだされようとしてる。
Tつよつよ思考の私にとって、「自分の好き嫌いや喜怒哀楽に正直になる」というのは今までNG行為だった。
…いや、NG行為というよりは、そもそもその概念がよくわからないと言う方が近いかもしれない。
たとえば、自分が年末年始に旅行に行ったとして、職場におみやげを買うとする。
そのおみやげを買う行為は、「おみやげをあげたい!」という純粋な気持ちよりは「お世話になっている人にはおみやげを買うべき」という思考の方が強い。もちろんあげたくなければ買わないし、前者の気持ちが0なわけではないはずなのだけど。
とにかく、「〜したい」ではなく、「〜するべき」という考え方に支配されているというか。
人にひどいことを言われたりされたりした時、T型はそれをあくまでも最短で解決に導こうとする。
たとえばそれが職場内のイジメだとしたら、その解決までの思考回路は「大人になってもイジメをする人は卑怯だから」とか「そういう人間に構っているのは時間の無駄」とか、そういう視点に基づいて解決する方向だと思う。
でもそれは心の奥底にある【すごくかなしいきもち】を守るために表面に出てくる盾なんだと思う。
本人はそれに気が付いていない場合が多い。
話を戻すと、Tはすごくストレスに対して鈍感だと思う。
特に、自分が悲しいかどうかがわからないことは危険だと思う。
たいていの場合は盾が発動するし、そうやって生きてきてこれたわけだけど、
それも発動しないくらいの出来事が起こった時に、T型は自分の感情とはじめて向き合うことになる。
F型ほど自分の感情と向き合ってこなかったT型が、思考ではコントロールのきかない感情をぶち当たると、F型どころではないパニックになりかねない。
ENFJの夫に出会ってから気が付いたことは、F型は自分を落ち着かせるいろんな方法を心得ているということ。
音楽を聴く、早く寝る、お風呂にゆっくり浸かる、美味しいものを食べる
夫は普段から自分をリラックスさせる方法をよく知っていて、「今日もいい日だった〜!」としょっちゅう口にする。
かたや私はそういうものを、言葉を選ばずに言うなら「無意味なもの」だとすら思って生きてきた。
T型はF型に比べてストレスの発散方法を知らない人が多いんじゃないかと思う。
それをストレスとすら認知できないことも多いし、いわゆるストレス発散行為を無意味だと思ってしまう人が多いと思う。
別に音楽を聴く人を否定しているわけじゃない。
でも、音楽を聴いたって何も解決には繋がらないじゃん、と。
嫌なことがあったからって寝てる暇があるなら生産性を高める行動をしないと、そんな現実逃避をしていても仕方ないじゃないかと。
ENFJの夫から受けた影響による私の変化は、以前よりも自分が嬉しいか悲しいかに気づけるようになったことだと思う。
だけどその結果、自分が前よりも感情のコントロールがきかなくなった気がした。
ちょっぴりこわいなと思う。
だからちょっとずつ、感情のコントロールができるようになる練習がしたいなと思う。
夫と一緒に、無意味かもしれないと思っても、自分の「心地がいい」をキャッチできるようになりたい。
2024/08/12 ゆうぞら