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ちひろさん

映画のちひろさんを見た。
映画で泣かない事はないくらいあたしの涙腺は緩い。簡単なあらすじを言うと元風俗嬢のちひろさんがお弁当屋さんで働く。ちひろさんの自由でひょうひょうとした生き方が関わる周りの人の心を溶かしていく。ちひろさんには儚さがあって孤独に慣れているからそれを手放したら自分が自分じゃなくなる、空っぽだったのに周りの大切な人で自分が埋まっていくのが怖かったのかな、そう思った。自分が自分じゃなくなる感覚。ちひろさんがする周りからしたら助けられると思われる行動は、ちひろさんからしたら助けていなくて、自然体なのだ。彼女が持つ1番の能力な気がした。

個人的に最近思うことなんだけど、何事もほどほどがいいなと思う。向き合うのは大切という考えは変わってないけど、それって相手にも期待してる。6割くらいの気持ちで関係を築いていけたらいいのかな、って思う。誰に対しても、ゆる〜くね。勿論、困ってたり苦しかったり、そういう人がいたら全力で助けたいどす。


この映画を見た感想を一言で表すと、"どう生きてもいい"ということ。

いろんな生き方いろんな働き方生活スタイル考え方があって、みんな違ってみんないい。
そしてみんなが主人公なのだ。他人にとやかく言われようとどうでもいい、その人は自分の行動の責任をとってくれないのだから。敷かれたレールを生きるんじゃなくて自分で創る。

同じ星のくだりが好きだった。
違いすぎても面白くて、近かったり同じだったらシンプルに仲良くなれる。
あなたには同じ星の人がいますか?


それにしても有村架純可愛かったなあ~。

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