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有望選手の青田買い

大谷選手の後輩にあたる佐々木麟太郎選手が、アメリカの超名門スタン
フォード大学に入学することになった。世界でも指折りの名門校へ入学
とは率直にすばらしいと思うのだが、そうは思えない方々もいるようで
世間とは誠に鬱陶しいものだ。

今回はそれについてどうこういうものではない。今回のケースのように
高校時代に有望な野球選手はメジャーリーグを目指すのであれば、日本
の大学へ入学するよりもアメリカの大学へ進学した方が有利であるとい
う足跡を残すことになったように思う。勿論、現段階において佐々木選
手が特定の球団から誘われているとの報はない。しかし日本にいれば本
人の意向よりも周囲の人間関係によって行き先を選択しなければならな
い状況になることは、全くの他人である私たちにも何となく伝わってく
るものがあった。

ところがアメリカの大学に入学してしまえば、そういった軋轢に阻まれ
ることなく自由に行き先を選択できる可能性を秘めている。例え結果的
にメジャーリーグに行かなくても、それは彼の自由意思であって他人が
トヤカク言うものではない。本来、本人が望む進路を選択できないとい
う日本のシステムがおかしいのだ。佐々木選手にはこれからの未来に向
かって悔いのないキャンパスライフを過ごしていただきたい。佐々木選
手だけでなく、合格としたスタンフォード大学にも敬意を表したい。

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