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人生の勝算 読書記録1

宇田川さんは人に好かれる天才ですが、それ以前に、「人を好きになる天才」でした。他人と接して、その人のいいところや、感謝てきるポイントを自然に見つけて、まず自分から本当に好きになってしまう

好きになられたら誰だって、悪い気はしません。人間関係は鏡であり、人は好意を受けたら好意を返そうとする生き物です

ビジネスの相手はもちろん、その秘書やアシスタント、ショップの店員や、タクシー運転手にも宇田川さんは最大の好意を持って接します。すると宇田川さんに好意的な人が、今度は逆にどんどん集まってくる。宇田川さんを助けたくて助けたくて仕方ない状態になる。いわば、彼の周りにおいて、愛の連鎖がうまく回っているのです。その愛情の源は、一体どこにあるんだろうかと強く疑問に思いました

「証券業という仕事においては、自分の力だけでは、どんなに努力してもたいした景色が見られないとわかった。数値でイメージするなら、一人で到達できるのは、1まで。でも、チームを育てて、みんなの力を合わせていけば、1を、2にも10にも、100にもできる。俺は、1以上の世界を見たい」

そして、より高みへ到達するために、個人の欲が消えていき、部下の育成に膨大な時間を使うなど、チームプレー重視の働き方に変わったと言います

仕事で大事なのは人に好かれることだ

仲間を増やせば会社全体、そして世の中、地球だってうごかせるかもしれないんだよ

より大きなスケールでビジネスを成功させ、高いステージに到達するには、組織を強くする必要がある。だから、とにかく、人に好かれなさいと、繰り返し繰り返し、宇田川さんは教えてくれました。

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