#読書感想文
「ばいばい、アース」に出てきた「世界を穿孔せよ(デュルヒ・プレッヒェン)」は結局どういう意味? ②
前回↓の続きですのでまずは①を読んでください
止揚との関係 作中でシアンとアドニスがベルに投げ掛けた言葉。止揚とはいわゆる弁証法のなかで使われる概念ですね。ざっくりとは説明しますが、知らない人面白いので調べて見ましょう。
概要
ドイツ語でAufhebenと書き、止揚の他に揚棄とも訳されます。矛盾した要素を対立させてその過程をもって発展的に統合、統一するといった意味合いです。Aに対して否定的な
「ばいばい、アース」に出てきた「世界を穿孔せよ(デュルヒ・プレッヒェン)」は結局どういう意味? ①
始めに 小説「ばいばい、アース」は片手の指の数よりは読み返しているのですが、今まで何となくぼんやりとした認識で読んでいた部分を自分なりに言語化してみようと思い立ち書いてみました。
あんまりまともな学もないし、語彙力も知識お足りず自分としても「なんとなく」を余すことなく明確にできたとは思えないが、以前よりはハッキリとしてきたと思います。
自分なりの解釈なので、ほかの読者の解釈の否定ではないです