帰宅すると男の手料理が待っていた
一昨日、日暮れて帰ってみると、庭先でご近所の男性二人と夫が薄暗いなかで何やらごそごそ、
即席の台の上にはカセットコンロ二台に大きな鍋。
覗いてみるとひとつはつがに汁、もうひとつは今まさにぶつぶつと煮えたぎっているつがにの大群。
「○○が、つがにを持ってきてよ、急遽こんだってよーー」田舎あるある、高齢者あるある(笑)
急遽新米を炊き、常備菜や漬物類をチョイス、昨日の残り物のおでんも温めたりで…土佐のお客といきたいところだが、夫と持ってきてくれた本人はアルコールは飲まない。折角だからとご近所の男性陣に連絡してみたが、あいにく都合がつかず、結局私と◇◇さん二人でのビールと私秘蔵の酒も出し(笑)
話しはいろいろ盛り上がり、子供の頃の自然の中での遊びや今の獣害、物価の高騰、地域の諸々…
「つがに」は「上海ガニ」のことで、食べにくいけど味は最高。
つがに汁は郷土料理で殻ごと潰して塩分を加えて煮立てるとこごる。昔は臼でついていたが今はミキサーでガァーと。秋ナスは相性で必ず入れる。
貰い物の銀杏も煎る。こちらも今は殻ごと封筒に入れ電子レンジでチン。
新米もこの谷筋の米は昔から旨いと言われている炊きだち(炊いてすぐのもの)。秋の味覚堪能した一夜となった。
今頃は原木しいたけも盛りのはずだが、今年はまだ出回ってない。いつまでも暑かったからか?