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過疎地のボランティア組織の現状、我が町は?

2024年、新年度が始まったと思ったららもう7月も後半。
4月5月はいろいろなボランティア組織の総会が目白押しでしたが、日常の活動のペースになりました。

田舎では活動する人は限られており、一人が幾つもの組織に参加しています。二足のわらじを履くと言いますが三足、四足の人もいます。
一方で、どこにも所属していない人と分かれます。

市町村合併と人口減少、そして個人の意識の変化などでそんな組織も様変わりしました。
田舎に住む私たち高齢の同世代でも3~4才違うと考え方が違う気がします。

お互い様、お世話になったから、お返しに次の世代にもと思う派、
人の世話にもならないし人の世話もしない、関わりたくない派…

働く期間が長くなったので60代はまだ現役、ボランティアなんてしてる時間はないという現実もあります。


そんなこんなで最近は各会の平均年齢が60代後半~70代もざらで、と言うより、70代80代が中心。
高齢ともなると時間はたっぷり有るものの足腰も弱くなり、企画力も落ちてきます…


アンパンマンミュウジアム後ろの公園の
美化活動15周年記念植樹


あぁ、疲れたぁー


公園の草引きボランティアも活動の一環ですが暑い夏の作業は、徐々に参加者も減ってきました。
(8月9月は活動休止)
おしゃべりをしながらの2時間弱の草引きも前は楽勝だったのに、坂道を踏ん張っての移動や中腰での作業もあり、元気な先輩に負けじと思うものの…皆さん、ほんとに元気。頑張ります!

小学校での読み聞かせボランティアは聴きにくくなってないか、行きの車の中での発声練習は欠かせません。

中学校の地元食材を使った伝承料理の教室や、学校行事への参加もいろいろあり、交流では発見や気づきがあり楽しいです。
英語の授業も私たちの時代は This is a pen だったんたぞ! (笑)
今では小学生がしっかり自己紹介や道案内などすぐ実践出来る英語を習っていてうらやましい限りです。


市町村合併や、人口減等により組織の課題として会員の高齢化や役員の成り手がないなど、どこの組織からも同じような声を聞きます。

高齢者の構成員の多い組織に若い人に入ってもらうのはちょっと難しいかもですが、交流という形で何か一緒にできることもあるかもしれないと思います。

先日の行事では、やなせたかしさんの生まれた町ということで、朝ドラでも「あんぱん」が放送されるのを控え、アンパンマンを折り紙で作りました。


悪戦苦闘のアンバンマン

夏休みということもあり、小学生や若いママさんの参加もあり(会員行事で特に参加を呼び掛けもしなかったのに)楽しい時間を過ごせて嬉しかったです。


さあ、これからどんな活動をしていけばいいかなぁ、企画力が問われます。



若い人達の新しい形のボランティアも次々生まれているようです。
頭を柔らかく、見習えるところは見習って…


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