AI相手に「会話」できる英語学習アプリ「Speak」が面白かった
Duolingo以来の衝撃かもしれません。A I利用の英会話アプリがなかなかすごかったのでご紹介します。
韓国・日本をターゲットにしたスピーキングアプリ
2023年2月9日に日本に上陸したスピーキング特化学習アプリ「Speak」は、AIを相手に対人型英会話同様のスピーキング学習をするアプリ。
開発は米国の会社Speakeasy Labs。
「ChatGPT(チャットGPT)」で知られるOpenAIと協業し、AI技術と自動音声認識技術を組み合わせています。
Speakeasyは2016年にアメリカのカリフォルニア州にて創業。2018年より、まずは韓国にてサービス開始し、実績を重ねてきたようです。
なぜ、最初が韓国だったのか。
韓国でのサービス開始背景として、対人型英会話教室でのレッスン受講率が高いなど、大学生以下の世代において健在的な需要があったほか、大学生に加えてビジネスパーソンにおいてもキャリア形成の一環として英語学習に需要があったことが挙げられます。
韓国の次が日本というわけです。
この度の日本語版正式リリースに伴い、「Speakeasy」では、「話をしたいが上手く話せず、恥ずかしさが先行して話せない」、「講師に対して気を遣ってしまう」、「教室やオンラインレッスンに通う時間がない」、「英語を話す場所が無い」など、オフライン、オンライン問わず対人型英会話レッスンに対して壁を感じたことがある全ての英語学習者が、自信を持ってスピーキングできる「環境」と「機会」を、テクノロジーを通して提供してまいります。
一見、ただの英会話学習ソフトなのだが、「AI講師」が面白いです
アプリを見てみると、一見ただの英会話アプリ。シーンごとの想定会話があって、私のように教科書がマジで苦手なタイプには「ああ、あのパターンか……」と、ちょっと萎える感じなのですが、面白いのは「AI講師」です。
ロールプレイでは、一つのテーマに対して複数のタスクが用意されており、それらのタスクを会話に織り交ぜながら「AI講師」を相手に会話することで、実践的なスピーキング練習を行うことが出来ます。また、「AI講師」が利用者の発言した内容に応じて個別に返答を行うため、対人対話のシミュレーションを行うことが出来ます。
上級者ようには「フリートーク」があり、ここではAIとさまざまなテーマ(友達、スポーツ選手、スターなど)について会話できます。個人的にはこれが一番良かったです。(下の画面です)
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