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マレーシアの新首相誕生までの流れをおさらいしてみる

アフガニスタンの影で、ずっと揉めていたマレーシアの政治。
ムヒディン前首相が退陣し、イスマイル・サブリ首相が誕生しました。

ただしこの政権交代、「結局同じでは?」と言われてます。

マレーシアの政治は恐ろしいほどややこしく、門外漢の私にはわかりづらいのですが、10年近く住む外国人として、現地でみた流れを書いておきます。

長期政権の汚職に人々がNOを突きつけて政権交代

マレーシアでは民族ごとにほぼ政党が分かれています。

マレーシアでは独立以来、ずっとマレー人を中心とする、UMNO(統一マレー人国民組織)が政権党でした。ここが他の民族の党と連立政権を組んでいます。

ところが、長期政権で、汚職が大きな問題となり、ナジブ元首相の頃には何度も大きなデモが起きていました。

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