なぜ日本は「旅行に来るところで住むところではない国」と言われるのかと、その処方箋について
よく「日本は旅行で来るところで住むところではない」と言われます。人々が辛そう、と思う方が多いようです。
辛そうな大人が多い国
英語版Quoraにこんな質問がありました。
depressed nationは、「元気のない国」みたいなニュアンスですかね。
これに答えていた、ジョシュラ伯爵なる方の見解が面白いなと思いました。翻訳でお届けします。
ちなみにこの方は元アルコール依存症だったそうですが、今は英語教師として日本中を回っているそうです。
欧米の方でしょうかね……。
「電車に乗っている人の顔が辛そう」これは、来日するマレーシア人から常々言われることです。私自身もたまに日本に来るとギョッとしますが、住み始めると、自分も悲壮感の一員となってることに気づきます。
そもそも物理的に混雑した電車が辛いというのと、人が多すぎて滅入るのですよね。あそこに毎日乗ったら、それは精神的に滅入る気持ち、とーってもよくわかるのです。
ぶっちゃけ、東京は人が増えすぎて、「一人ひとりの人がどーでも良くなってる」感が半端ありません・・・。
同様に、今育っている日本の子どもたちにも、この辛そうな大人が目に入っています。
受験勉強をやっている子たちは自分が「サラリーマン予備軍」であることに気づいています。中学受験したある子が「俺は社畜予備軍だからさ……」と自嘲気味に言っていました。まだ中学生なのにね。
こんなふうに、再生産されてるわけです。
マインドセットをどう変えたらいいのか
ちなみに、投稿主はどうやって人生を変えたのでしょうか?
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