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共同生活はなぜもめるのか

今日は共同生活って揉めますよね? ってお話です。
知り合いが、成人した子供との同居が苦痛だとこぼしていました。

理由は非常にシンプル。子供がトイレの使い方が汚いとか、台所のシンクに洗わない茶碗をためておくとか、シャワーの髪の毛を掃除しないとか、細かいことがどうしても気になってしまうと。実の子供でも、一緒に住むのは非常に苦痛だと言うのです。

そういえば、知り合いにはトイレを流さない同居人がいて、よく愚痴っていました。

同じようなことは、程度の差はあれど、夫婦、共同生活者、兄弟、あらゆるところで起きてます。

私自身は、怒る方、怒られる方、どっちも経験しています。こういうのってグレーゾーンのグラデーションみたいなもの。

自分より厳しい人と揉めたことも、自分よりゆるい人にイラついたこともあります。毎日汚い家で生活するのは精神衛生上、辛いものです。逆に、自分が気になることが私には守れなかったりもしました。

問題は、この「汚さ」「家事&育児のこうあるべき」のレベルが一人一人で微妙に違うところじゃないでしょうか。共同生活が難しいのは、すべての日常生活のシーンに落としどころを見つけて探っていかないといけないことです。

台所の使い方一つも違う

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