会社員からフリーランスになろうとしている方へ
副業の流れで、会社員を辞めてフリーになろうとする方もいます。
会社員からフリーになった方を見ていると、意外な落とし穴があります。
おそらく大体の人が最初に戸惑うことが、
1 自分で営業しないと仕事がない
2 自分で経理をやらねばならない
3 税金処理を自分でやらなければいけない
の3点セットです。
「えええ、営業と経理か、やりたくないな……!」と思いましたか?
かくいう私もこの3つが苦手です。
けれども、フリーになると避けては通れないのです。
会社員に特化された教育を受けてると、ここになかなかピンと来ないんですよね……。
今日は詳しく書いてみます。
1 自分で営業しないと仕事がない
フリーになって、まず多くの人が気付くのがこれです。
仕事は黙ってても、たいていの場合こないのです。
誰もあなたの存在に気づいてすらくれません。
だから、営業するしかないのです。
「仕事がない」と言ってる人は、大体営業してません。
ライターだったら企画書を作って出版社に持っていく。
企業に提案して、契約してもらう。
などなど、それなりに売る努力がいるのです。
会社員では、社長とか誰かが営業してくれています。
「仕事が用意されているの」が当たり前なので、ここに気づきにくく、つい「待ちの姿勢」になってしまう。
もちろん、ファンが既にいたり、自分メディアを作れるなら、話は違います。
しかし、たいていの場合は、ファンなんてそんなにいませんし、自分メディアを育てるには時間と努力が必要になります。
文章も売ってみるとわかります。多少は自分語りを封印し、ある程度お客さんのための商品の設計をし、取材をしたり調査をしたりする必要があったりします。そして、それを売る営業力も必要です。
2 経理を自分で出さないとならない
次がこれ。請求書を自分で出す場合が多いです。取引先が手取り足取り教えてくれるわけでもなく、ときには「請求書を適当に出してくださいね」とだけ言われて、「はて、どう書けばいいのか」と戸惑うこともあります。
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