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違和感の根本にあるのは人間性の軽視なのかも

杉原さんのこの文章が面白かったです。

「薬物依存とは何ですか」という彼の問いにたいし、薬物医療の第一人者の先生が、

「薬物依存はね、『現象』なんだよ」

と答える話です。

それを「薬物依存症の人」という風にひとくくりにして話を単純化しようとするから、対象者が見えなくなってしまう。私達が癒やすのはその人の薬物に対する依存性ではない。その人の生活そのものである。それが解決すれば依存などというものは自動的に消失する。
「依存症」などという風に名前をつけて分かった気になっているのは、薬物依存症を見たことがない一部の専門家だけだ。でも、依存症者だって人間だし、人間って誰であれ、多様で豊かな存在なんじゃないかな?

「あの人はアル中だから」からわかることは何もない。

本当そうなんですよね。

日本で生きてきて、根本にある違和感の正体は、「人間性の軽視」なのかもしれません。

ここからは限定公開です。

ただニコニコしている「女子アナ」の人たちに感じる違和感

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