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「台本通りの教育」の悪影響が教育格差を広げる

昨日紹介した「勇者たちの中学受験 わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき」にたくさん反響をいただきました。この本は、本来好奇心にあふれた子どもの親が「自走モードのスイッチを切ってしまう」ことの恐ろしさを描いています。

「押し付け教育」の問題、このサークルの方はすでにご存知の通り、エビデンスが存在します。

大学院で学んだことに「学習のオーナーシップ」があります。リクルートワークス研究所は「(日本の)大人が学ばない理由は、学習の主導権を奪われてきたから」と分析します。

今回も、前回と同じCumminsの論文の紹介です。翻訳にはDeepLを利用しました。
一緒に読んでいきましょう。(質問や意見は掲示板へどうぞ!)

効果的な学習を妨げる「台本通りの教育」

論文では、「知識伝達型の教育法」を「受けすぎること」による弊害を議論します。受動的教育の「悪影響」です。

「台本通りの教育」ーーつまり、「先生の話を一方的に聞く」授業を受け続けていくことが、やる気のなさにつながってしまうというわけです。

米国では、低所得者やELL(English  Language Learner=英語ができない人)の成績が悪いことが知られていますが、彼らが、「台本通りの古い教育」を受けるために、教育格差が広がっているのではと分析します。

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