幸福度がお金に左右される国、されない国
こんにちは。
最近の調査だと、「お金がないと幸せになれない」って考えている人が、日本では比較的多いのだそうです。
フィデリティ投信は、お金の面での幸福度を評価する国際調査結果「フィナンシャル・ウェルネス・スコア」を発表した。それによると、日本人の7割超が「経済的な安定が幸せ」だと回答し、これは国際比較で最高値だった。英国、ドイツ、カナダ、中国では、過半数が「幸せは経済状況に左右されない」と答えている。
一方で、オランダ在住の方とお話しすると、「オランダ人はお金を使わない」とか、「オランダ人はお金がない」という話が出てくるんですね。
でもWorld Happiness Indexでは5位と、幸福度が高い。
いったいなぜなのか。
マレーシアはどうかというと、人種にもよるし、華人なんかはお金をとても大事にします。それでも、マレーシア人に調査すると「お金=幸福」と思ってる人は少ないという調査結果がありました。
どうも、幸福度がお金に左右される国、されない国があるらしい。
「お金がない」と感じる年収700万円以上の人々
さて、日本に戻ります。
また、同じ調査で面白いのは、お金がある人のほうが、「お金がない」と不安を感じてることです。
自分の経済状況について、「極度」「かなり」ストレスを感じる人の比率も27%にのぼり、国際比較で最多となった。
客観的にも主観的にもお金に不安がない人は、日本人回答者の35%を占めた。一方で、実際の懐事情は悪くないのに不安を感じてしまっている「自信欠乏ゾーン」の人が、最多の38%となった。この傾向は年収が高いほど強くなり、年収700万円超では自信欠乏ゾーンが47%にのぼった。
マレーシアの人が不思議がるように「お金があるのに不安」なのです。
元のデータはこちら
https://apacmultisiteprod-live-332512f604ff46e7916f340c4d175570-ba83e05.s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/filer_public/19/00/19004524-2754-4269-a4be-11f18027ce4c/financialwealth_report.pdf
これはいったいどういうことなんでしょうか。
なんでお金があるのに「ない」と不安なのか
私が考えた仮説は3つです。
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