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「住みたい街ランキング」の上位が大宮・調布・立川ーー若者が「バブル期思考」から脱却したらしい件

日本に帰ってきて一番驚いたこと。
久々に「住みたい街ランキング」なるものを見たこと(マレーシアでは見たことなかった)、さあらにその変貌ぶりです。

ランキングなんてあんまり意味ないんでは……と前々から思ってましたが、それでも20年前とは人々の意識にも、隔世の差があるのが興味深い。

今年は、なぜか大宮が話題になっています。東京新聞の記事です。

ついに吉祥寺を抜く! 不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」を運営するリクルートが2月下旬に発表した「住みたい街ランキング2024首都圏版」で、埼玉県の大宮が初の2位に躍り出た。東京屈指の人気を誇る吉祥寺を抜いての快挙で関係者を驚かせた一方、長年のライバルとされる浦和も10位でベスト10に復帰。

私は30年前に大宮で働いていて、今、介護の都合でまた埼玉県に住んでますが、昨今は若い人だらけで驚きです。

昔はなんというか、もう少し寂れていたよね? 
50代以上は信じられないのではないでしょうか?

ランキング発表会で順位を解説する池本洋一編集長=東京都千代田区で 「若者が多い街になって活気があるし、周辺の再開発でイメージも変わったが、まさか2位とは」。市内の不動産関係者もランキング結果に衝撃を受けた様子でこう語る。大宮といえば一昔前は「南銀(大宮南銀座)」に代表される歓楽街や雑多な商業地のイメージが強かったはずだが、今や横浜に次ぐ住みたい街に変貌したようだ。
 なぜそこまで人気なのか。それは同ランキングの調査が毎回20~40代の男女を対象にしていることと大きく関係している。

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