就労がなくなる時代に必要なこと

先日の日経新聞にこんな記事がありました。

電通、社員230人を個人事業主に　新規事業創出ねらう

この流れ、多分あちこちで加速すると思います。

私も業務委託で長く働いていましたが、マスコミの世界、もはや幹部社員以外は全員業務委託ってところが多いです。

１つの会社でずっと勤めたり、１つの職業に拘ったりが難しい時代。
以前は食べていけた仕事も、参入障壁が下がり、難しくなりました。

この流れは、もう仕方ないと思う。
企業の側に立ったら、こんな流れの早い時期に、何十年も同じ人を正社員として雇っておくリスクは大きいわけです。

「就労がなくなる」時代、どうやってあなた自身と家族を守っていくか。
今日はそんなお話です。

就労はどうなくなるのか

この「就労がなくなる」私も何度か経験しました。
一つは、インターネットにより、業界そのものがなくなるってことです。

例えば、1990年代には、雑誌がたくさんありました。
うちの雑誌は数十万部も売れてたんですが、ある日上司が「雑誌も10年したらなくなるよ、よく見ておきな」って言うんですね。
数年経つと、多くの雑誌が休刊になってしまいました。

私のいた３つの雑誌も今では全部、なくなってしまいました。
去年までやってた観光業もおしまいです。