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日本でなかなかIT化が進まない3つの理由
日本では「デジタル庁」が話題です。
先日、マレーシアの官製アプリが話題になっていました。
機能がどんどん追加されてく政府のアプリ。
— のもときょうこ🇲🇾「マレーシアにきて8年で子どもはどう変わったか」発売中 (@mahisan8181) September 7, 2021
ワクチン予約などもそうですが、最新の感染者数統計や、自分の周りに感染者がどれくらいいるのかを教えてくれるので、状況が掴みやすいです。 https://t.co/6HBAEczJQ6
パンデミックの中、東南アジアでは大型投資を受けたベンチャーの上場ラッシュが起きつつあります。
よちさんがこんなことを呟いていて。
日本が色々落ち目になってるって言うけれども、
— よち(yochi) (@yochiri) September 7, 2021
単純に、世界に必要とする製品を作れなくなっただけなのかも😇
工場で作る製品は得意だけど、ソフトが駄目なのが痛い。。。
あ、あと、英語圏のアプリはインフラ扱いな感じで、
日本はアプリ自体に製品としてお金を払ってもらうって傾向があるのかも。
これに対し、今日は、私が思いつく仮説を書いてみます。
なんで日本でIT化がうまく行かないのか
米国アップルでシニアマネージャーだった松井博さんは「日本はGAFAの電池になった」と表現します。
厳しいですがその通りで、日本のIT化、かなり遅れてしまいました。
この革命は、2000年代、アップルがiPhoneやiPadを出してから加速しました。私は当時パソコン雑誌にいて、「ソニー対アップル」なんて特集を作り、メーカーによく取材したものです。
当時の日本企業だって、電子書籍とか、音楽配信とか、テレビ局の独自ストリーミングとか、どのメーカーも頑張ったのです。
なのに、なんでこうなったのか。
今日は私なりに整理した3つの仮説です。
理由1 トップがプログラマーじゃない
日本企業は、すべてがITに飲み込まれる時代に、「ITを飲み込もう」としているように見えました。「ハードウエアのおまけにソフトがある」感じです。これはどこのメーカーもそうでした。
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