「人生が変わる魔法の何か」を探し求めてしまうあなたへ
本日は、なんかいいことないかなぁ……とネットをつい彷徨ってしまうあなたへ送ります。
なんか疲れたな。
ここじゃないどこかに行きたい。
無意味にネットサーフィンしてしまうとき、ひとは刺激を求めているのかもしれません。
日本語の世界には、「ここじゃないどこか」への入り口が溢れています。
電車に乗ると、山ほどの広告が目に入ってきて。
○日であなたが変わる! ○日で仕事ができる人に!とか、本当の自分を発見する!とか。
人生が変わる魔法の「何か」。
はたまた、それはドキッとさせてくれる誰かかもしれないし、綺麗な服を着て、みんながチヤホヤしてくれる場所かもしれないし、そんな「どこか」。
でもそこへ行くには、どうやら大量のお金が必要らしい。
そんな「どこか」。
今日はこの「どこか」について考えてみたいと思います。
人生を変える方法とは
結論からいうと、広告の先の「どこか」で人生が本質的に変わることは、少ないと思います。
なんでかと言うと、それはたいていの場合、「(どこかに見せかけた)ここの別バージョン」だから。
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