日本のIT化が遅れてるのはイイことなのかもしれません
最近、こんなツイートをしました。
「日本はIT化が遅れていて諸外国に追いつくべき」みたいな議論があるんですが、最近、私は日本、このままでも良いような気がしてます。
今日はそんなお話しです。
最近読んだ二冊の本に、日本の未来を見る
「ノマド 漂流する高齢者たち」は、アカデミー賞作品「ノマドランド」の原作です。
家賃も物価も上がってる。賃金が上がらないーー。
そこで一番大きな住居費をカット。
車上生活を始めた高齢者の例がたくさん出てきます。
著者は3年かけて数百人にインタビュー。取材相手に心を開いてもらうことは難しく、自分自身もキャンピングカーを買い、車上生活を続け、季節労働者として実際にノマドたちと生活。
アマゾンの倉庫やビーツ工場で働きます。
車上生活をしていた人の前職はさまざまです。
有名企業のエグゼクティブだった人、
長く勤めた会社を定年退職した人、
不動産投資家、
大学の学位が役に立たなかった人、
メディア勤務ライター、
主婦、工場の従業員ーーなどいろんな人がいました。
これだけだと理解が難しく、Youtubeのドキュメンタリーも各種見てみました。
こちらはミドルクラスに何が起きてるかを解説した動画。
さらに話題のマイケル・サンデル教授の本を読むと、今アメリカで起きていることが、「自己責任」とか、そんなレベルではないことがわかります。
アメリカの現在は日本の未来なのかもなと思います。
IT化は人から仕事を奪ってしまう
「ノマド」に戻ると、車上生活に至った理由はさまざまです。
ここから先は
1,030字
この記事のみ
¥
300
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。