日本の教育の本質は「ペレニアリズム」「本質主義」である件
こんにちは。
突然、「あなたの教育哲学を明らかにしてください」と言われたら、なんと答えますか?
教育大学院の最初の授業で、この質問が出てきて、私は困ってしまったのです。
そもそも哲学なんてよくわからない。
そこで、遠回りみたいだけど、日本語の簡単な哲学の本を数冊読むところから、私の大学院生活はスタートしました。
そして今更ながら、この教育哲学の重要性に気づいていったのです。
教育手法の違いは、教育哲学の違いである
世界を「わかっているもの」としてみるか、それとも「謎なもの」としてみるか?
この教育哲学の違いが、教育手法の違いになります。
だから、教育を選ぶときには、自分がどこに合うのかを、ある程度知っていると便利です。
本日は、以下の論文から主な哲学の種類を見てみましょう。
Belbase, S. (2011, October 8). Philosophical foundations for curriculum decision, a reflective analysis. Univeristy of Wyoming, pp 1-20. https://files.eric.ed.gov/fulltext/ED524740.pdf
🔲ペレニアリズム(Perennialism)
「真理」は時代によって変化せず、常に同じものを同じように教えるべきだとする思考です。日本の教育基本法や学習指導要領、教員資格の目的を眺めていると基本は、「ペレニアリズム」に近いと感じます。
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