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日本にいる外国人が「日本人化する」現象と「日本は外圧では変わらないな」と思った話
本日は、日本の引力は半端ない、という話です。
「空気を読む」外国の人たち
京都にいきました。
グローバル化の波で日本にも外国人が増えたから、少しは意識が変わるのかなー?と思ってたら、母国、あんまり変わってない。
面白いことに日本に住むと大抵みんな「空気を読む」を身につけるんですね。
おおっと思ったこと。それは、意外と外国人観光客も信号を守っていることです。
京都の四条河原町あたりには、距離の短い信号がたくさんあるんです。
「マレーシアならみんなこれ無視して渡るだろーな……」
と思って周囲を見たら、中国語話してる人たちも、英語話す人たちも、意外にみんなちゃんと守っているんですよね。
以前マレーシア人のラジオD Jシュックさんと横浜に行ったとき、彼は、
「どうして車が来ない交差点でも信号を守ろうとするの?」と聞きました。
マレーシアは自分の判断で大丈夫だと思ったら渡る人が多いんです。
ところが、意外にも、京都では大勢の外国人が、車が来ない交差点で信号を律儀に守ってるんです。
「郷に入れば郷に入れ」かなぁ、と思いました。
「日本人化」する外国人たち
長く日本に住んでいると、日本人みたいになっていく人もいます。
旅行業に関わるマレーシア人の友達とご飯食べてきました。
彼女は、長年一緒に仕事してきたパートナー。5年前に日本に移住。
マレーシアにいたときには、大の日本ファンでした。
昔はいかに日本が清潔で優れているか、文化がユニークかを話してくれ、彼女のブログは日本愛に溢れていたんです。
ところが実際に当地に住んでみると、便利で進んだ国に見えていた日本の内情に驚き、愚痴が多くなりました。
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