「他人と同じ土俵で競争しない」ことの強さ
他人と延々と競争する社会において、「自分だけ」の世界で勝負している人は強いです。今日はそんな話です。
クラシックのソリストになろうとしたら、特訓の末にコンクールで勝ち抜いてデビュー。
そこは、「上手くなければ土俵にも登れない」厳しい世界でした。
「うまさ」で勝負しないクラシック演奏家の話
その常識を変えたのがヴァイオリン・デュオ「2set violin」かもしれません。今や世界中で完売公演が続く人気アーティスト。
2setは、オーストラリア生まれの二人組ブレットとエディによるヴァイオリン・デュオ。
元はオーケストラのプレイヤーですが、彼らは大袈裟に言うと、クラシック業界の常識を変えたのです。
彼らは「他人と同じ土俵(上手さ)に乗っていない」のです。
なんと、クラシックの音楽家でありながら、自分達の無知や下手さを積極的に曝け出すスタイル。
チケットが完売したのは、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、香港、シンガポール、トロント、モントリオール、バンクーバー、シアトル、サンフランシスコ、シカゴ、ボストン、フィラデルフィア、アトランタ、ダラス、ヒューストン、ベルリン、ミュンヘン、ワルシャワ、ウィーン、オスロ、ヘルシンキ。
フォロアーは、
YouTubeで450万人
Tiktokで120万人。
もはや彼らの「うまさ」には誰も注目していません。
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