日本にある排他性は、一体どこから来るのかーー仮説を考えてみる

YouTubeを見ていたら、「なぜ（ほとんど）誰も、日本に投資しないのか」という動画がおすすめされてきました。

面白いのがコメントです。

Work culture, language barrier, resistance to change, national security issues for trade secrets, double standard when it comes to treatment of foreigners. Japan might be better for holiday than investment.
労働文化、言葉の壁、変化への抵抗、企業秘密に関する国家安全保障上の問題、外国人の扱いに関するダブルスタンダード。日本は投資よりも休暇に向いているかもしれない。

このコメントに2000以上の「いいね」がついていました。
私も似たような話を、東南アジアの人たちから散々聞きます。

「日本は旅行に行くところで、住むところではない」と。
比較的治安が良く保たれ、旅行に行ったら親切なのに、なぜ住みにくいのか。

その原因は故リー・クアン・ユー氏も指摘していましたが、「排他性」にあると思います。

よく考えると、「排他性」は日本人同士にも向けられています。

今、日本人の間で田舎暮らしの難しさが取り沙汰されていますが、「よそものはいらない」とか「よそものは自分の村の掟に従ってもらわないと困る」と考える人が多く、これが軋轢の元になるケースがあるようです。