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子供の自殺が過去最多になった背景に見える「親自身の余裕のなさ」について考えた


2020年、日本で小中高生の自殺が増え、過去最多の479人になりました。

なぜ、今になって自殺が増えているのか? 

記事によると、自殺の原因・動機は、

1「進路に関する悩み」
2「学業不振」
3「親子関係の不和」

です。
ただ、本人が亡くなってますから、本当のことはわからないですよね。
先日、ラジオでご一緒した不登校新聞の石井志昂さんは、
「周りが「おおよそこの辺だろう」って思う数字」とおっしゃってました。

パンデミックだから? と思ったのですが、政府のグラフ見ると、近年ずっと増加傾向です。不登校も過去最多の18万人。

いったいなぜなのか。

受験で追い詰められる子どもたち

ラジオの中で石井さんは、自身の不登校体験について、

中学受験で苦しかった。親の期待に応えられないと思って、どんどん追い詰められた。小学生から厳しい塾に入って、中学入っていじめや高圧的な先生。「人生終わりだ」と思った。

とお話しされてました。今の子たちは、お受験の過激化により、「子どもが子供らしい時間を送れずに攻撃的になる」と分析されてました。それが「クラスカースト」になり、いじめが起きやすくなるのだそうです。

「カースト上位の子がいじるのが、いじめ。先生たちもどうしていいかわからない」ーーいじめは、子供が吐け口がないからやっていると。

マレーシアにきたお子さんが、

「受験組が地元の公立進学組を『負け組』と言っていじめる図式がある」「いじめは輪番制」目立つと虐められる。

と教えてくれたことがありました。

実は私、不登校には我が家のように、学校システムそのものに違和感を感じる子が多いのかなと思ってたのですが、むしろ、競争社会でしんどい人が多いのかな……。

ちなみに、政府の見解はこうです。

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