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Duolingo English Testは「AIによるテストの革命」だった

この3年くらい英語にハマってました。TOEIC900になっても映画が聞き取れずスムーズに喋れないーーまさに私のことでした。

そこで以下をやりました。

・発音をトレーニング(2年くらい)
・会話をトレーニング
・単語を増やす
・毎日好きなコンテンツを視聴

という感じ。

英語学校「Brighture」などで発音矯正し、リスニングは異常に楽に。映画もずいぶん字幕なしで見られるようになりました。

3年やって「どのくらい変わったか」が知りたい。
今なら、海外の大学に行くことはできるのだろうか?

知りたくなりました。

しかし、TOEICと英検は海外の大学では通用しない。
せっかくなら、欧州基準である「CEFR」の評価を正確に知りたい。
IELTSを受けようかな? 
でも受験料高いし、論文書くのは負担が重いなー……と調べ始めたところ。

そういやDuolingo English Testがあるじゃないか、と思い出したのです。

Duolingo English Testとは何か?

Duolingo English Test(以下DET)は、あのDuolingoが提供する新しめの英語力測定テストです。

・オンラインで好きな時に自宅で受けられる。予約も不要。
・テストが1時間弱で終わる!
・試験料金が安い(5000円程度)
・スピーキング、リーディング、ライティング、リスニングの4技能(発音含む)
・結果は48時間以内に出る
・ハーバードやMIT含む、3000以上の大学など教育機関で英語証明に使え、教育機関に結果を共有可能

負担が少なそうなので受けてみることにしました。
使い方としては、一回受けて、半年経ってまた受けて、というふうに、自分のベンチマークとして利用する感じです。

コンピュータ適応技術を用いたテスト

DETで面白いのが難易度が調節されること。

コンピュータ適応技術で受験者ごとに最適な難易度の問題を出します。公式ガイド(英語)では、

The Duolingo English Test is a computer adaptive test,
which means that the question sequence and difficulty
changes for each test taker and test session.

とあります。「質問の順序や難易度がセッションや受験者によって変わる」のです。

TOEICやIELTSのように全員が同じ問題をやるのではないのです。
つまり、初心者には初心者用の問題が、上級者には上級者用の問題が出る。
「難易度」は個人によって変わる。より正確に判定できそうです。

また、公式ガイドによると、特別な勉強は必要ないようです。

英語を学びましょう。試験を学ぶのではなく。
Duolingo英語テストでいい点を取るための特別な準備は必要ありません。暗記、リハーサル、または高価なクラスも不必要です。 Duolingo English Testは、実際の英語能力レベルを示すように設計されています。
テストの直前に集中的に勉強しても、スコアは変わりません。習熟度が上がるとスコアも上がります。
Learn English, not an English test You do not need special preparation in order to do well on the Duolingo English Test. No need for memorization, rehearsal, or expensive classes. The Duolingo English Test is designed to show your real proficiency level in English. Intense studying right before the test will not change your score. Your score will improve as your proficiency improves.
https://englishtest.duolingo.com/guide

むっちゃ共感しました。
いや本当これで、対策できてしまうテストってそもそもどうなん??と思ってました。

普段の英語力が割と出るそうです。DETは単語が鍵、という人もいますが、実力の伸び方を知りたいので、素直に受けるのが良さそうです。

コンピュータに監視されながらのテストをお試し

まずは無料でできるお試し版を何回か受けてみました。公式サイトで、何度でも受けられます。

https://englishtest.duolingo.com/readiness

本番の全部のタイプがお試しできます。公式ガイド(https://englishtest.duolingo.com/guide)は英語ですが、詳細が出ていますが、ここは私の実感を。

単語
「偽単語」と「正しい単語」を分けるもの。
「偽単語」にはマレー語やフランス語が混ざってたり、綴りが間違ってたりします。
発音を聞いて、「現存するか」を当てるクイズもあります。BrightureのPPの発音聞いて単語を書きとる訓練と似てる。

リーディング
穴埋め問題と、文意の読み取り。シンプルです。

スピーキング
「お題に対して喋りなさい」みたいな課題がたくさん出てきます。
写真や質問に対して、3分喋れ、みたいな。これ、BrightureのLSクラスでやってた課題でマジで苦手ですが、避けて通れないですよね。それから文章を読んで発音を判定されます。発音やっててよかったと思う瞬間。

リスニング
聞き取ってタイプするだけ。しかも3回まで聴き直せる親切設計!
短い文章で、TOEICのように、会話を全部暗記しなくて済むので助かります。

ライティング
お題に対して50ワード以上のライティングが何本か。IELTSのごっついライティングに比べたら圧倒的に楽だと思いました。

これがランダムに出ます。

最後に動画をアップすると、大体のスコア判定予測を出してくれます。160点満点で、私は100-140、長男は120-140と出ました。

1時間の試験は、集中力が続かない人におすすめ

お試しやったら本番です。私はうっかり2回分をまとめて購入してしまいましたが、購入後20日で使わないといけないので、よほどスコアにこだわるのでなければ、1回分でいいと思います。

本番はIDの登録やカメラの確認・アプリのインストールが必要です。また、アイ・トラッキングをしているようで、カメラから目を逸らしたり、他のものを見たりすると「採点不可」になるそうです。

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