移住に関して不安がいっぱいな人に
移住とか結婚とか子育てとか転職とか、人生の大きな決断をするとき、不安になる人、多いと思います。ネットの情報を集めまくって、頭の中でシミュレーションを繰り返す。「本当に大丈夫なんだろうか」と不安がどんどん大きくなっていく……。あれ、もしかしたら現状維持の方がいいのかな、と思い始める。多分、多くの方に経験があるのではないでしょうか。今回は海外移住前のブルーに陥っている人に向いて書いてみます。
海外移住のリセット力は強力だ
海外移住ってさまざまな人生の決断の中で、最も勇気を必要とする決断の一つじゃないでしょうか。転職や地方移住ならまだしも、自力での海外移住ともなるともう不安はマックスです。何しろ、海外移住では、
・人間関係
・言語の取得
・住む場所の土地感覚
・仕事
などが諸々まとめてリセットされるわけで、破壊力が半端ないんですよね……。
私も7年前に海外に来た時は、誰一人知り合いのいない街で新生活をスタートしましたので、かなり不安でした。不安の正体は「わからないこと」。これに尽きます。どうなっちゃうか、わかんないから怖いんです。
けれども、ここは新たな人間関係、言語、土地感覚が「増やせる」チャンスでもあります。人間関係は作れば良いし、言語は勉強すれば良い。土地感覚は地図をみて車で身につければ言い訳です。新たに入ってくるものも大きいです。
日本に帰っても、仕事以外の人間関係・言語・土地感覚は保持できる可能性が高いですからね。
人生は短いので、これはわからないことを知るチャンスなのだ、と割り切って前に進むのがおすすめです。
システムから外れる不安もある
日本ってガチガチにシステムで固められた国です。言い方を変えれば、強固なシステムで守られており、国があれこれしてくれる親切な国なんですよね。
だから、ココから外れるのは結構怖いんですよ。誰も守ってくれなくなったようで心細いんです。
結論から言うと、それでも、まずなんとかなるのです。
身もふたもないですが、決めたのならとりあえず飛び込んでみて、嫌になれば日本に戻れば良い、と割り切りましょう。
「システムから外れる楽しさ」もあるかなっと思うので、一生に一度くらい体験してみる気持ちでくると良いと思います。
次に、移住を決めた人にいくつか具体的なアドバイスを書いてみます。
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