ブロスタ世界一の選手に聞く・プロeスポーツ・プレーヤーとして生きていくための5つの方法
先日、取材したRelyh選手こと、小暮陽さんの記事は、大きな反響がありました。フランスのサッカークラブ「パリ・サン=ジェルマン」でプロとして活躍し世界一となった方です。
特にヨーロッパや東南アジアではeスポーツの人気が高く、メジャーなゲームはマネタイズ方法が確立されています。
マレーシアは政府もeスポーツを支援しています。
とは言っても、まだ「ゲーム? どうやってゲームなんかで生きていけるんだよ!」って思われる方も、いると思うんですね。
今回はゲーマーとして生きていく人のための、マネタイズ方法を4つ、小暮さんに教えてもらいました。これからeスポーツのプロプレイヤーになりたい方はぜひ参考にしてください。
1 賞金
ゴルフなどのように「賞金」で生きていくことができるかもしれません。
eスポーツの賞金は高額化しています。
例えば、「DOTA2」の賞金総額は30億円超え。
ブロスタの賞金総額は1億5000万円。ただ、2021年はパンデミックのため少なく、優勝の賞金は2000万円でした。
ただ、日本では賞金額は桁が低いです。
そのため、プロとして活動するプレイヤーがまだ少なく、話題になりにくいです。
これらの賞金稼ぎをしようと思ったら、英語を覚えて海外ゲームに参加した方が、戦いやすいかもしれません。
2 広告費
人気eスポーツプレイヤーは、スポーツ選手と同様に、ユニォームに、協賛企業のロゴや広告が入れて、広告費モデルでお金にすることができます。
第一級のプレイヤーが、チームの名前を背負って戦っていること自体が企業の宣伝になります。
小暮さんはフランスのサッカークラブ「パリ・サン=ジェルマン」でプレーしています。このように、スポーツ・チームの宣伝を、ゲームプレーヤーたちが行っていることもあります。
3 オリジナルグッズの販売
人気選手はオンラインで自分のオリジナルグッズを売れます。選手のサインやオリジナルユニフォームなどには、付加価値があります。
4 配信
うまいプレイヤーのクリップ・動画を見たい人はたくさんいます。そのため、ストリーマーとして配信することで生活しているゲーマーも多いです。
YouTube、Twitch、Mildomなど、配信プラットフォームはさまざまです。また、決してうまいプレイヤーじゃなくても、芸能人やお笑いの人、ヒカキンなどのYouTuberもゲーム配信をしています。
企業とタイアップする方法もあります。例えば、動画の右下の方に企業ロゴを入れたり、ストリーマーとしてのの売り上げを収める契約もあるようです。
5 プロのゲーミング・チームに所属する
海外では、多くのゲーマーがプロのゲーミングチームに参加しています。
例えば、北米のプロ・ゲーミングチームには「TSM」「Cloud 9」などがありますが、フォロアー100万を超えているところや、チェスに参入しているところも。
今は、アジア・韓国に目を向けてるヨーロッパの名門ゲーミングチームが多いそうです。日本とかアジア。アジアはゲーム市場で未開拓なんです。
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「上手くなっていくると、向こうからオファーがいくつかきます。プロ野球みたいに条件を提示されるようになります」と小暮さん。企業とのタイアップでは、先日彼が言っていたような「きれいなSNS」も重要視されるそうです。
これからeスポーツで食べていきた方の参考になれば、幸いです。
それではまた。
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