「褒められない」と不安になってしまうあなたへ
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何度かにわたって、「褒める」方の話を書いたのですが、今回は「褒められる」方のお話です。
「怒られるのが怖くてフリーズしてしまう」「褒められないと辛い」って声をたくさんいただきました。
しかし一方で、「褒め」を求めて行動してしまう「承認欲求」の制御も、なかなか厄介だって話です。
私の結論は、「褒めの自給自足」を目指すことです。
詳しく説明します。
褒められたいひとが多い時代
心理学者マズローの「欲求の階層」によれば、「承認欲求」って人間が当たり前に持っている欲求なのだそうです。「褒められたい」「認められたい」と思うことは自然です。
ところが、この欲求ってキリがないのです。
承認によって満たされてる自分って賞味期限がある。
「承認」が切れてくると、「次の承認」が欲しくなる。
麻薬みたいなもんで、すぐに「もっと、もっと」ってなります。
ですが、今って、「褒められたい」人の方が「褒めたい」人より圧倒的に多い時代。
日本語って褒め言葉のバリエーションが少なく、身内は謙遜するのが美しいとされるため、おそらく国民性として近い人を「褒める文化」があんまりありません。
「褒め」の需要過多、供給不足なんです。
ですから、なかなか「褒めてもらえない」のです。
承認ビジネスもある
「褒められたい!!」「優しくされたい!」って思ってる人が多い。すると、世の中には、これを利用してビジネスする人もいるのです。
お金を払ってくれた顧客に対し、
「素敵ですよ」
「お似合いです」
「あなたは最高」
って褒めることで、そこに通うことがやめられなくなる。
ほめには依存性があるので、利用されてしまう。
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