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会社員が感じる「やめたら行き先がなくなる」重圧について考えた

今日は短いコラムです。

先日英語学校Brightureブログの取材で、こんな方に出会いました。

今は外資系の会社に勤務されてますが、その転職のきっかけが「日本の会社で雇ってもらえなかったから」っていうんです。

3番目の会社で体とメンタルを壊してしまい、働き続けられなくなりました。ところが、日本の会社って、履歴や職歴が続いてないと雇ってもらえず、転職先がないんです。

家庭では三人目の子どもができたときでしたから、なんとしても食べてかないとなりません。派遣で食いつないで、一時は近所の銭湯の清掃員も考えました。
「ブランクを気にしないでいい職種はないかな?」と片っ端からエージェントに当たったら、外資系を勧められました。しかし当時「生馬の目を抜く」って思っていたので、「えっ、外資系?」と半分は仕方なくでした。

英語学校の取材なのに、人生について聞いたら思わず話に引き込まれてしまったのです。人事じゃないです……。

体を壊したりすると「転職先がない」という現実

会社員が大変なのは本当にここだと思う。
いったん体を壊したりすると、転職先がなくなってしまう。

しかもハードな職場も多いので、かなりの確率で体を壊します。

このままでいいのか? 他の人生もあるのでは?
でもやめたら生きていけないのでは?
病気になったらどうしよう?
リストラされたらどうしよう?
しかも年を経るに従って、どんどん選択肢がなくなっていく。

なのに「動き続けない」とこぼれ落ちてしまって行き先がなくなる。

多くの人が、ここに潜在的に気がついて、不安と闘ってます。

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