「芸能人の自殺」に対し思うこと
最近報道番組でよく取り上げられる「芸能人の自殺」。本当に悲しい出来事であり、よく見ていた芸能人の方ほど身近な方がなくなった気がしてとても胸が苦しくなります。実は僕自身、ある身近な方が自ら命を絶たれています。そのことを知ったときは何よりも信じられなくて、たぶん理解はしているが納得はできていない、そんな状態でした。
最近の芸能人の自殺報道や私の身近な方が亡くなったときもよく言われる文言として「なぜあの人が」という言葉があります。「なんであんなにやさしい人が」「別に普段と変わりなかったのに」という言葉はいつも自殺とセットで聞こえてきます。ここからわかるのは自殺というのは自殺に遠そうな方ほど身近であるということです。
なぜこうなるかというと私は「優しい人ほど周りに悩みを相談できないから」だと考えています。その方にとって何よりも苦しいのは悩んでいることではなく「それによって周りに心配をかけること」だからです。だからこそ一人でそれを抱え込んでしまい、悲しい結果になってしまいます。
私は教員を目指す人や教員を今やっている人向けに記事を書いていますのでぜひこれらの方たちにお伝えしたいです。教員としてやらなければいけないことは「自殺はいけないこと」であるということを伝えるのではなく「人に心配かけること」は悪いことではないということを伝えることだと考えています。誰一人として一人で生きていくことはできません。他人に迷惑をかけていきながら他人を助けて生きていくのです。教員になる方、教員をしている方はぜひこれを将来の生徒たちに伝えてほしいですそしてもし頼ってもらえたら心から感謝を伝えてあげてください。そうすれば人に頼ることに対し、壁が低くなっていくはずです。命は何よりも大事です。国の宝をぜひとも守ってほしいです。
最後に今回亡くなられた方に対し、心からご冥福をお祈りします。
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