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せせらぎ 2024年9月号
巻頭メッセージ
「進路」について考える
教育アカデミー高等部 教務主任 田中陽子
9月に入り、3年制にとってはいよいよ進路決定の時期が近づいてきました。長年進路指導をしていて、毎回感じることは、前もって準備することの大切さです。3年制になってから動き出す人が多い中、1年、2年のころからできることを少しずつでも進めていた人は、そこに向ってしっかり歩いている印象です。
今回は大学の基礎情報についてお話します。大学とは「学術の中心として、広く深く学芸を研究し、知識、道徳的、および応用的能力を発展させる」のが目的で設立された高等教育機関です。通信制や短大を含めた大学進学率は60%となり、全国には800を超える大学があります。つまり今の時代は、学びたいことがあってもっと深く探求したい場合、大きな選択肢として大学進学が選ばれているということになります。
さて、では大学にはいろうと決めたときに、「何を学びたいのか?」が一番重要です。しかしながら、多くの生徒の悩みは「何を学びたいのかわからない」ことなのです。とりあえず大学に、理数が得意じゃないから文系に、という想いだけでは、大学の学びは厳しいものとなるでしょう。15から18年生きてきた人生の中で、自分が興味をもてたことや楽しかった経験、印象に残っている事を思い出してみてください。「幼稚園の先生優しかったな」「ドラマでみた雑誌の編集者、かっこよかった」「ゲームが好きだけど、作るにはどんなこと勉強したらいいかな」・・・あなが自身の過去の中にこれから生きるヒントが隠れています。
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