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【 対談①青鹿美保さん】きょうだい児として共感と発見をできたお話

きょうだい児の人と出会い、きょうだい児としての思いを話すことはなかなかない経験です。

これまで、友達として出会いきょうだい児であることを知った人は何人かいます。

でも、その人たちときょうだい児としての思いを話すことはほとんどありませんでした。

話したいけれど周りに他の友達もいたり、別に相手であるきょうだい児はそこまで話したくないと思っていたりするのではとか、友達としてどこまで踏み込んでいいのだろうとか色々な葛藤や悩みからきょうだい児として話すことはありませんでした。


今回は、人生で初きょうだい児としてきょうだい児の方と、きょうだい児としての思いをあれこれ話したのでその時のことを書いてきたいと思います。


連絡をいただいて


このnoteをきっかけに、ある日Twitterからお話をしたいというご連絡をいただいたところから始まりました。

Twitterにあまり詳しくないことや、SNSのつながりって少し怖いなと思っていたのでなかなか返信できずにいたのですが、美保さんのnoteを読み年齢が近いことや同じ境遇であることを知り、返信をしました。

不安や心配の方が大きかったですが、自分から誰かに連絡することはないため、せっかくいただいた機会を無駄にするのは嫌だなっていう気持ちもありお話しさせていただくことになりました。

お話しすることをOKしたとはいえ、人見知りのためうまく話せるかわからない不安やどんな人だろうという不安で当日までいっぱいいっぱいでした。


対談をして


率直に感じたのは、お話をしてよかったということです。


きょうだい児とはいえ、全く同じ境遇ではもちろんなく育った環境も違います。

だからこそ、共感できる部分とこれまで自分では感じたことのなかったお話を聞けることができました。

と言っても、全く共感できないと話としてそこまで盛り上がらないのかなと初めは心配していたのですが、きょうだい児の前に1人の人間として共通する部分もあり安心して話を進めていくことができました。

話をする中で、私の兄と美保さんの妹さんとの共通点も多く、お互いに大変さや難しさを共感できました。


互いの障害を持つきょうだいについてのお話はそこまで深くはしませんでしたが、きょうだい児として考えてきたことやこれからの思いをお話しできたことはこの対談の中で1番印象的でした。

特に、親に認められたいという思いは、私自身も幼い頃感じていた部分であり強く共感できました。

また、お話しいただく中で○○のきょうだい児としてみられる部分が多く、1人の私としてみられることがなかったことがどこかもどかしく感じていた部分もあったなと気付かされました。


一方で、私は兄の妹として強く感じていた部分である「兄の面倒を見るために生まれてきたのではないか」という部分をお話ししましたが、
美保さんとはこの点に関しては立場が違う部分でした。

美保さんは障害を持つ妹さんのお姉さんとして経験した「親の障害受容」についてお話しくださいました。

この部分に関して、考えたことや親の障害受容ついて聞いたことや見たことがなかったため新たな気づきでした。


これ以外にも、お話を聞いて新たな発見や自分も思い返せばそんな考えをしていたなみたいなことを思い返すことができました。


最後に


美保さんからお話のお誘いをいただき本当によかったなと思いました。

これまでnoteに自分の感じてきて強く印象に残っている部分を書いてきましたが、お話しすることでこれまで忘れていたけど思い出したことや新たな発見ができました。

また機会があればもう少し深い話や全く違うお話をしていきたいです。


そしてこのnoteを書いていたからこそ出会えたことも嬉しい限りです。

きょうだい児として年齢の近い方やきょうだい児が同じ障害を持っている方などお話ししてコミュニティを創れたらいいなとそんな思いも強くなりました。

美保さんありがとうございました!


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