【障害は遺伝するのか】わかっていても不安が大きいと感じたお話
段々と暖かくなり、綺麗なお花が咲いたりと楽しみなことは増える中で
花粉症の私にはとても憂鬱な季節でもあります。
また、花粉症は親からの遺伝もあるというニュースを見ました。
なんでも、親から遺伝するんだなーっと最近感じます。
花粉症以外でも、母方の方では子宮系に問題が多かったり
父方は糖尿病の人が多かったりと健康に不安が大きいなと感じています。
今回は、遺伝というところから障害の遺伝について書いていきます。
障害は遺伝するのか
障害と言ってもいろいろあるので、
ここでは知的障害について考えていきます。
知的障害は遺伝するのでしょうか?
この内容を調べていく中で、わかりやすい1つの記事がありましたので
今回はその内容を参考にします。
①知的障害を引き起こす要因
まず、知的障害を引き起こす要因として
病理的要因・生理的要因・環境要因の3つの側面があるそうです。
でも、不明な部分も多く、原因が1つではなく様々な要因があるようです。
②知的障害を引き起こす遺伝的要因
知的障害を引き起こす病理的要因の中には
遺伝的要因による遺伝子や染色体の異常による疾患もあるとのことです。
遺伝子研究が進み、上記のようなことが明らかになる一方で、
知的障害の原因は遺伝的要因以外のものも数多くあることや
伝的要因の中には突然の遺伝子変異によるものがほとんどであるという研究もありなかなか遺伝すると明確に言えない部分もあるのかなと思います。
③知的障害が親から子供に遺伝するのか
知的障害の要因の中には、まれに親から子に遺伝するメンデル型遺伝疾患 と呼ばれるタイプの疾患もあるそうです。
しかし、上記でも書いたように知的障害にはさまざまな要因があり
遺伝だけが全てではないとのことです。
現在では、親から子どもへ遺伝するかどうかという確率に関しても
今のところ確かなデータがないのです。
また、きょうだいでも兄弟全員が知的障害を持って産まれてくる場合もあれば私の家族のように兄は知的障害を持っているが、
妹の私は知的障害ではない場合もあります。
こういったところからも、やはり知的障害には様々な要因がある
遺伝が全てでないということがわかります。
きょうだい児の遺伝
次に、きょうだい児の遺伝について私の考えを書いていきます。
上記の記事からやっぱり、遺伝が全てでないということがわかりました。
そのため、親から子供への遺伝がないのであれば
知的障害の兄がいる私の遺伝を持つ子供も知的障害になる確率が高いというこはないと思います。
もちろん、上記で書いたように遺伝以外の様々な要因で知的障害になる可能性があるため遺伝だけで判断はできませんが・・・。
このように遺伝は関係ないということがわかっても
私の気持ち的な部分ではなぜか不安な気持ちがあるのです。
きょうだい児だからやっぱり知的障害の子供が産まれやすいのではないか。
もし、兄みたいな障害児が産まれたら私は子育てできるのだろうか、
パートナーはそれを受け入れてくれるのだろうか・・・など
頭ではわかっていても
気持ちがなぜかマイナスな方向に向いてしまうのです。
別に、障害があるから悪いということではありません。
でも、誰もが産まれる段階では健康な赤ちゃんが産まれてくることを
願うはずです。
初めから障害児が欲しいと思っている人はいないのではないかと思います。
そして、知的障害の子育ての大変さや子育てが一生続くことを
目の当たりにしているからこそ
きょうだい児だからもしかしたら・・・という不安や心配がよぎるのです。
最後に
今回は取り上げた記事から
知的障害にはさまざまな要因があり遺伝だけが全てではないということがわかりました。
でも、やっぱり気持ちのどこかではきょうだい児だから
どこか遺伝するのではないかと不安があるのも本音です。
再度書きますが、障害が悪いということを言いたいわけではありません。
ただ、障害児を育てる大変さをより知るからこそ
自分がもし子供を授かるなら健常児がいいということです。
そして、今回書いてきたようにきょうだい児として出産も不安の1つではありますが遺伝という部分以外でも、結婚のハードルも高いと個人的に感じています。
こういったことはまた改めて記事にしたいと思います。
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