見出し画像

【SES日記】第5章③在宅勤務になるも高評価をいただく

エンジニア歴4年目の今日この頃です。

この現場に来てもう3ヶ月経ったと思うと早いなぁと思います。

今月はずっと在宅勤務にさせてもらっていました。
体調面に関しては別のnoteに一週ごとにまとめています。
回復の兆しが見えてきましたが、7月から席が減らされるとのことで、私たちのユニットは在宅に移行することになりました。

在宅勤務であっても、リーダーや設計担当、他ユニットの方から高評価をいただき、嬉しい思いになった月末でした。

そんな3ヶ月目の記録です。


作業実績

計20日、実働時間合計166時間程度(残業16時間)
・リファクタリング・パフォーマンス改善
・設計書レビュー
・テストデータパターンレビュー
・単体試験・バグ修正
・デプロイ
・お客様レビューバグ修正
・次画面の調査
・得た知識を共有・質問対応

作業の種類は豊富ですね。
レビューに時間がかかったのと、速いメンバーについていくために、結構残業したような感覚でしたが、16時間とは全然ホワイトでしたね(定時7.5時間ですしね)。

もう一人の製造担当のおかげもあり、実装はどんどん進んでいき、細かいところを見直す余裕ができました。そのため、リファクタリングやパフォーマンス改善を主にやっていました。

レビューがとにかく大変でした。確認するのにかなり労力が必要で、レビュアーの苦労がわかりました。

単体試験は楽でした。
製造したものとは違うものを担当し、エビデンスはなくチェックを入れるだけでした。
試験中、申請したテーブルの項目名が変わってたとかで修正がいろいろ発生しました(設計担当きちんと確認してよ!って思いもありましたが、プロジェクトとして連携不足の問題もあります)。
もう一人の製造担当が休むなどしましたが、問題なく単体試験とデプロイが完了しました。

どんなに規約・ガイドを見て気をつけたつもりでも、お客様の外部レビューでバグがいくつか見つかりました。

1スプリントを終えて学んだことをチーム内に共有しました。
私は共有というのをとても大切にしているので、忙しい中でも残業してても行っていました。

質問の回答に時間がかかるの反省

新規参画者のPCセットアップや実装の質問には優先的に反応するようにしていました。
しかし、私はチャットを書くのが遅いです。
いろいろなことを考慮しすぎてしまうからです。

だいたいのことは20分程度で書けているのに(それでも充分遅い)、きちんと参照元を確認したり、言葉を尽くしたりして50分とかになっていると、自分の無能ぶりにため息が出ました。
(複数人いるグループチャットなのに、他に回答してくれる人もいないというわけなのですが)

質問者にとっては、そんなに時間をかけて、この場合はあれでこの場合はあれでといろいろ書かれているよりも、ちょっとした内容を速くもらえる方がありがたいだろうと思いました。
回答がもらえるまで手が止まっちゃうこともあるだろうし、回答が違うということであればまた追加情報を送ればいいだけだし。

あと、前提の確認が漏れていて、無駄な時間を使ってしまったなと反省しました。
この手順でエラーになるということで、日数的にもすでにアカウントは払い出されていると思っていたのですが、実際はまだアカウントが払い出されていなくて設定できなかったようでした。

まだまだ回答者として未熟で反省しました。

レビューに時間かかりすぎた

ユニットメンバーは設計担当1名、製造担当2名でお互いにレビューをし合います。
設計書レビューをしたのですが、画面設計書に6時間くらい、ロジックは8時間くらいとかなりかかりました。

規約・ガイドも複数あって点在しており、その確認に時間がかかったことと、ローコードツールの特性も反映しなければならないので慣れませんでした。

タイプミス、誤変換、修正漏れなども多く、そんなつまらない指摘も書き出すのに時間がかかりました。

指摘修正の確認にも同様に時間がかかりました。
作成者は定時で上がるのに、確認するのは時間がかかるから、私だけ残業といった感じでした。

項目が違うといった修正は一括置換なり、修正後検索して修正漏れがないか確認してほしいのですが、修正漏れを発見して再指摘というのも何度かありました。
きちんとセルフチェックことが当たり前でしょう、レビュアーに対して失礼だ!と思ってしまいました。

元々の性格ももちろんありますが、過去に細かい現場があってそこで鍛えられたのだなと思います。
対面レビューだったので、その場で修正する際に参照する時間を端折って手打ちしようとして「手打ちしないで」と言われたり、項目名修正したことの証明としてその場で検索を求められたりしていました。

こんなこと、作業者として当たり前でしょうといつしか思っていたのですが、過去の経験によるものだとわかりました。

IT歴=私の年齢のベテランだって上記のことができているわけではありません。
最初の1、2現場が厳しかったですが、SESは雑な人が多いイメージです。
だから、私のような人間を信頼・重宝してくださる方がいらっしゃるなと思います。

テストデータパターンレビューも行ったのですが、前職最後である3つ目の現場でレビュアーに指摘されたことを思い出して、いろいろ指摘を出すことができました(この現場での経験は残念ながらほとんどnoteに書いていないですね…)。

私以外のメンバーは0→1(というか0→6のそこそこ及第点)まではとにかく速く、私の苦手な点が得意なので尊敬の気持ちはあるのですが、1→10(10を満点とするなら6→8かな)にするのは私の方が得意というか、他人の目を通さないと到達できないのかなと思います。

これは誰しも他人が作ったものは気づきやすいというのがあると思いますが、その2人では足りない点を私が補完できているということで評価をいただきました。

Gitでちょいちょいやらかす

チーム内で先行していたこともあり、Git詳しいのは私みたいな状況になっていますが、ちょいちょいGitでやらかしていました。

マージしたら他チームが誤コミットしたwork配下classファイルで大量コンフリクトしてどうしようってなったり、マージリクエストのコミット遅れの解消で変な操作をしてしまいローカルがぐちゃぐちゃになったり。
実装担当ではない、リーダーや設計担当に助言いただきました。

まだGitに苦手意識があるので、フォロー者としては頼りないですが、それでも一通りのGit操作は経験でき、備忘録にまとめて共有したりできました。

エンドユーザーの反応

お客様レビューの裏側で、次画面の仕様会議がスタートしていました。
今までは設計担当が参加するもので強制ではありませんでしたが、参加したかったのでこっそり参加していました。

普段実装担当はエンドユーザーとの関わりがないのですが、その会議ではエンドユーザーの話が聞けます。
次画面はより業務知識が必要になるので参加したというのもあるのですが、専門的な内容でついていけませんでした。
(これに関しては、いろんな打ち合わせに参加していれば自然と身に付くとリーダーにフォローいただきました。本当かな…)

合間に、レビュー中の画面をエンドユーザーに操作してもらっていました。
入力欄に入れた全角カナが半角カナに変換されるのを見て「すごーい!」と言っていて新鮮・嬉しい気持ちがしました。
(私も自分で実装したJSの画面制御に「おお!」ってなりますし、なんならカナ変換処理は私が実装したものではありませんが)

他ユニットの欠員と応援希望

他ユニットですが、家庭の事情で今月末で退職される方がいました。
新しく人を入れるようですが、それでもPCセットアップで2週間くらいは作業できないだろうし、ただでさえ仕様盛り盛りで遅延している(お客様都合の遅延)のに厳しいのではないかと思いました。

それと、次担当する画面と関係のある画面なので、応援に入ることはユニット間の連携がスムーズになり良いことなのではないかと思いました。
(私たちのユニットは前倒しすぎて無駄になっている作業もあるので、余裕がある分、他ユニットの応援に入った方がいいのではないかと思う)

設計担当に私の考えを送って、直接的な返事はなかったですが、メイン実装をもう一人の製造担当に移すことができたので、私はフリーになんでもできる状態となりました。

リーダーから個人チャットが来た際に、ついでとして応援に入りたい旨を送りました。
リーダーからも、相手ユニットからも「ありがたい」とお声をいただいて来月から実現することとなりました。

私たちのユニットは仕様も簡単で、要件定義や設計はほとんど設計担当がやってくれちゃった中でやっていたので、仕様が複雑盛りだくさん且つ遅延している中に入れるのは良い経験になるだろうなとワクワクしています。
(早速設計書を見て、ユニットごとの色の違いに笑ってしまいましたが)

1スプリントを終えた感想

こうして無事に1画面を終えることができました。
正直、検索処理とCSV出力処理くらいのシンプルな画面なので設計も製造も難易度が低く、お客様都合による遅延もない中で楽勝な環境でした。
他ユニットのような複雑な仕様、遅延の状況だったらこうはいかなかっただろうと思います。

チーム内で先行しているから、できあがった画面に「すごい!」と言われますが、自分自身は全然たいしたことありません。
慣れないローコードツールでの実装に苦労し、検索処理実装に3週間もかかったことは本当にショックでした。

設計担当の修正漏れについて愚痴っていましたが、このように仕様がシンプルになったこと、設計書作成をかなり前倒して製造の貯金を作っていただいたことは彼のおかげであります。

チームとしてとりあえず1画面終えられたことはリーダーとして安心だったこと、しっかりしている私たち3人だったからこそ問題なく進み、チーム内へ知見を共有できたことはよかったとのことでした。

さいごに

5月下旬から体調を崩し、このままどうなってしまうのか分からない中、今できる範囲で目の前の作業に取り組んできました。
結果として、私にとって仕事は不安を紛らわせるのになくてはならないものだなと思いましたし、チームやユニット内で自分の得意な部分を活かせることができて感謝もいただいたことはとても嬉しかったです。

在宅だからサボっていると思われたくなくて、仕事に没頭しすぎてしまったというのはやや反省で、スピード感やプライベートとのバランスを保つことは今後の課題です。

体調回復の兆しが見えてきたところで、出社する必要がなくなってしまいましたが、引き続き体調管理とできる範囲での貢献をしていきます。

いいなと思ったら応援しよう!