【旅行記】ホーチミンで初めてのバイクタクシー(ぼったくり?)
1時間1000円は高いか
私はタクシーがあまり好きではないので、歩けるなら歩くつもりでした。
徒歩20分くらいなら徒歩圏内です(30分は少し悩みます)。
思うように横断歩道が渡れなくても、汗だくでも、一人で気ままに歩く方が気が楽でした。
しかし、午前中1人で歩いているとバイタクのおっちゃんに話しかけられます。
この時はGrabのヘルメットと服を着たおっちゃんでした。
いろいろな観光地の写真を見せられ、「1時間1000円」とのこと。
過去に日本人を乗せた写メも見せられました。
(感想を書いたノートはなかったですね。あとそこまで日本語話せない)
この日ちょうど市内観光をしようと思っていたところでした。
しかし、1箇所観光にどれくらい時間がかかるか分からなかったですし、1時間で行けても2箇所くらいしか行けないのではと思いました。
一番遠いところ、私が泊まっていたところからはタンディン教会が遠いのですが、200〜300円くらいで行けるはずです(空港まで30分も700円くらいでした)。
一度そこに行ってしまえば行きたいところは集まっているので徒歩でもいいかなと思っていました。
しかし、私は断りきれませんでした。。
わずかな英語と身振り手振りで「すぐそこ」「歩きたい」と伝えるも、「いいよ」と言われる。
しかも、ペットボトルの蓋を開けてもらった恩もあります。
(昨夜ホテルのペットボトルが硬くて開けられず、左手を負傷していました。メーカーで選んで買ったつもりが、750mlは蓋の形状が違い開けられませんでした)
ちなみにすぐそこの両替所に行って、さらにすぐそこの建物を見てから、タンディン教会方面に行くつもりでした。
断りきれずに行きたいところを経由してタンディン教会まで乗せてもらいました。
初めてのバイクタクシーは想像通り怖かったです。
まずどこを持ったらいいか分かりません。
人に掴むのもあれなので掴めるところを探しますが、後ろを持つしかなさそうです。
「怖い〜」と言ったら、肩持っていいよとのことで肩を借りたら乗りやすかったです。
現地の人はどこにも掴まずスマホいじっていたり、前にスーツケースを抱えて乗っている女性もいたので信じられません。
慣れるのは難しかったですが、風を切る気持ち良さは感じられました。
話しかけられなければ一生乗ることはなかったかもしれない(それでもYouTube見て乗りたいとは思っていた)ので、初めてを優しく経験させてくれたおっちゃんには感謝かもしれません。
タンディン教会では写真も撮ってくれました。
一人だったら誰かに頼むでもしなければ撮ってもらうことはできないので、その値段込みと考えてもいいかもしれません。
この後ぶらぶらしたかったので、お支払いすることを伝えました。
30分程度だったのですが、「1000円」と言われたので本当に日本円の1000円札を払いました。
相場からすれば高いですが、日本人にしては痛くも痒くもない金額で良い体験ができたのでよしとします。
(ちなみに途中自己紹介してもらったのですが、名前忘れました)
バイタクで死にそうになる
初めてバイタクに乗って「いけるじゃん」と思ったので、自分でもGrabでバイタクを予約しました。
Grabで予約したバイクだとドライな関係なので肩を持つことはしにくく、座るところの後ろを掴みます。
1000円おっちゃんにはヘルメットをつけてもらいましたが、今回自分で付けたので紐の調整をし損ね、ゆるゆるで後ろに下がります。
それを左手で直しながら、後ろを掴む右手は恐怖による手汗でベタベタです。
夕方のラッシュ時で交通量が多いのもありますが、バイクにつかまっていることが難しくて、生きて到着できるのだろうかと不安でした。
ちょっと離れた位置だったので10分くらいヒヤヒヤした思いでした。
ちょっと恋しく思う
自分で予約したGrabバイクタクシーでリベンジしたい思いがありつつも、もう乗る機会はありませんでした。
1000円おっちゃんはいろいろコミュニケーションを取ってくれたり、運転の仕方も丁寧だったのでよかったなぁと思いました。
日本人で稼ぎたい思いがあるかもしれませんが、そういうのをやる人って旅行の良い思い出作りを手伝いたい思いでやっている人なんじゃないかなって思ったり。
都合よく考えすぎの平和ボケ日本人ですが、数少ない現地人とのコミュニケーションだったので私は楽しかったです(あとはレストランとレジくらいですからね)。
ホーチミン最終日、時間があってホテル周辺15分圏内くらいを歩いていたのですが、なんと3人のバイタクに話しかけられました。
一人はずっとくっついてきて、ホーチミン人民委員会庁舎前やオペラハウス前で写真を撮ってくれました。
この人も「1時間1000円」とのことでした。
(あとこの人もサイゴンタワー?の方をおすすめしてきます)
高いと思い「300円にして」と言うつもりが「スリーサウザント」と言ってしまった英語力のなさです。3時間と思われたかもしれません。
ずっと「歩く」って言ってるのに、「後で」だと思ってついてきて、「ごめん!」と去った時に「なんで?チップ!チップ!」と言われました。
写真撮ってもらってタダで去るのも申し訳ないと思い、少し払いたい気持ちもありましたが、ここで財布を出してはいけなさそうだと去りました。
(ついてこられたりもせずよかったです)
スマホなんて渡しちゃいけないですけどね。
やはり一人で来ていると、自分が写った写真がほしくなるものです。
しかし、不安げであまりいい顔ではないです笑(なので削除しました)
最初に会った1000円おっちゃんにも再会しました。
もうホテル行くって言って去りましたが。
その後に話しかけられた方は一番日本語がうまく「日本に友達がいる」とのことでしたが、「もうホテルに行って空港に行く」と言ったら潔く去りました。
せっかく歩いて観光したいのに、バイタクのおっちゃんに話しかけられるか、バイクの合間を通行するのに苦労するかなので、ホーチミンはあまり好きになれないかもしれないなと思ってしまいました。
とはいえマレーシア クアラルンプールではこうやって話しかけられることは全くなかったのでちょっと恋しく思いました。
(マラッカではトライショーの客引きにはあいますが、価格が決まっているし、乗りたい人が乗ればいいものですね。結局歩きましたが、写真を撮ってもらえるので一人の場合は利用するのもよかったかなと思います。)
改めて調べてみた
とにかくGrabだけ使っていればいいことだけは知っていましたが、改めて調べてみると、1000円だけで済んだのはまだよかったのかもしれません。
高額な商品を買わされたり、高額なガイド料金を請求されることもあるようです。
少しでも反応したら断れないので、足早に通りすぎましょう。