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いじりという名のいじめ

みなさんこんにちは!人生改善カウンセラーのキョウと申します。

今回は中学生の時に経験したいじりという名のいじめの話をしていきたいと思います。

初めに
皆さんはいじりといじめの境界線ってなんだと思いますか?
僕が思うに、いじられている側が不愉快・いやだと感じたらそれはいじめであると考えていいと思います。相手がどういう意図でその発言をしているかはわかりませんが、受け止める側が不愉快に感じたらその時点でいじりではなく立派ないじめになると思います。

僕の経験したいじりについて
僕が経験した事は、皆さんが想像する暴力や暴言を吐くという「いじめ」ではなく、面白おかしくからかい、境界線の分からなくなっている「いじり」でした。

いじられキャラによくあるタイプだと思うのですが、僕はガタイはいいが性格は温厚でほとんどキレることのない人間でした。
何をしても怒らない、言い返さない、その上僕を使って笑いを取る事が出来る、そりゃいじりたくもなるでしょう。
僕も初めは楽しかったのですが、いじりも度が過ぎると不快になります。
不快ないじり基本的に「仲の良い友達」
それ故に言い返せない。
いじりの1番辛いのはここでした。

終盤は暴力に近いこともされていました。
エスカレートし過ぎたいじりはもういじりという言葉で収まるモノではありません。
何よりも辛かったのは、絶対的悪意ではないが故に強く言えない。体格がよかっただけに「言い返せばいいでしょ?」と親や先生に話してもこう言われる気がして誰にも話せない。
どこにも吐き出すことのできない怒りやストレスが溜まっていく事でした。

この「いじり」を解決するためには
いじられた時のリアクションを減らしたり、はっきり不快だと言えば解決します。
しかし、当時の僕はそれをして友達が離れる事が恐かったんです。
「そんな事で離れる友達は友達なんかじゃない」
という意見があると思います。
それに関しては僕も同意見です。
でも当時の僕はそのように考えれる程大人ではなく、何も言い返せなかったんです。
結局最後まで何も言えずエスカレートしていくいじりを我慢し、中学校の3年間耐え続けました。

最後に
いじりというのは大変難しい問題だと思います。
いじっている側は楽しい、そしていじられている方も笑ってるし楽しそうにしている。
それ故にエスカレートしてしまう。
そこに悪意という感情はなく、ただ楽しいという感情でいじってしまう。
悪意のないいじりは長期化すると相手を疲弊させ、それはいじめへと変わっていく。
1番大切なのはやはり、自分の思いを相手に伝える事だと思います。
僕が思うにいじりというものは、いじっている側が相手を傷つけていることに気付くことは難しいと思います。
僕はできませんでしたが、もし今いじめやいじりで苦しんでる方がいるのであれば、一歩踏み出す勇気を持ってください。
その小さな一歩が人生を変えるきっかけになります。

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