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試合予想003-0109(特集)

LaLiga(11節)
《レアルマドリードvsバルセロナ》
⬜️⬜️⬜️2-1🟥🟦🟥
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【jinx】
▶︎互いに3試合以上公式戦連勝中
▶︎クラシコ7試合連続平均2.5ゴール以上
▶︎公式戦はマドリー連勝
▶︎フレンドリーマッチはバルサ連勝
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【チーム予想スタメン】
(レアルマドリード)
▶︎守備陣営はカルバハルとクルトワが負傷で軸がいない。しかしルーカスバスケスやルニンは全く前者達との差を感じさせない。中央陣営はフェデを軸にバリエーションは豊か。守備的に行くならチュアメニとカマヴィンガ、攻撃的に行くならモドリッチを絡ませる。トップ下はベリンガムで決まりだが、アルダギュレルを個人的に冷遇しているのは頂けない部分だ。試合がこう着状態になった時、彼の奇妙なミドルレンジからの得点は大いに期待して良い。攻撃陣営はエンバペとヴィニシウスで決まる。ホドリゴは負傷中なので、この二人が欠けた場合18歳のエンドリッキに降りてくる。公式戦クラシコデビューをさせても良い。

(バルセロナ)
▶︎守備陣営はヴィニシウスのライバルであるアラウホを始めとする主力のテアシュテーゲンやクリステンセンが不在。ただイニゴとパウ、可変式の3セントラルでも守れるクンデ、左側は攻撃に参加して5レーンの一角を担うバルデとバランスは良い。中央戦線は世界屈指の選手が揃っている。フリック式4-2-3-1の核はペドリとカサドだろう。ガビやデヨングがカサドと変わり入る可能性はあるが、カサドと予想している。前線は二つの説がある。フェルミンロペスをトップ下にするのか、ハフィーニャをトップ下にするのかだ。左ワイドにファティを入れるなら、ハフィーニャをトップ下、フェルミンロペスならハフィーニャは左だろう。フェルミンロペスが好調且つミドルレンジを抑えられるので起用して欲しい。右エクストレモとデランテーロは勿論ヤマルとレヴァンドフスキだろう。

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【ここまでの歩み】
(レアルマドリード)

▶︎7勝3分0敗/21得点07失点(+14)🥈
(バルセロナ)
▶︎9勝0分1敗/33得点10失点(+23)🥇
📝10試合という節目でお互い名前を売る攻撃の軸がいる。一人で12得点を奪い取っているレヴィ。そして5ゴール4アシストとフリーに使われているヴィニシウスだ。そしてその衛星もお互い揃えている。売却候補ながら5ゴール5アシストとロナウジーニョやネイマールを彷彿とさせるセレソンの戦士になりつつあるハフィーニャ。レアルマドリードは世界一のオフェンスとも言われているエンバペ。272億円の価値がある彼は6ゴール1アシストとヴィニシウスの良き相棒に。ここまで色がはっきりしている選手が数字も残しており、それが両者にいるクラシコは久々だろう。
 ここで、リーグ戦の歩みを見てみよう。レアルマドリードは初戦から幸先不安な内容が続く。10試合で負けなしなのは素晴らしいが、3つ引き分けがあり、アトレティコ、マジョルカ、ラスパルマスと、様々なタイプのチームに勝ち点を落としている。勝負強さと負けない癖が付いているのは明確だが、得点を取りきれない手詰まりの試合が3つあるという言い方も出来る。バルセロナのハイプレスに崩壊せず、カウンターに徹することができるのか。生憎また新しいタイプとの試合となるので、勝ち点を落とす可能性もある。
 一方のバルセロナは、引き分けが10試合無く、クリーンシートも少ない撃ち合いのバルセロナが戻ってきた。ただ作りかけのチームであったから、オサスナに崩壊したり、無失点試合が少ないという理由もハッキリしている。バイエルン戦の再現が、他のクラブにできれば勝ちの確率は数段階上がるのは確信している。バイエルン<レアルマドリードではあるが、全くタイプが違う。バルセロナが得意のハイプレスハイラインを施工した場合、他の9勝のようになるかどうか。マドリーよりどのタイプにも刺さるやり方なのは確かだろう。

【10節時点順位表】


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【戦術的展望】
▶︎マドリーは4-4-2から4-2-4にもなりつつ、4-1-2-1-2という中央集約型でバランスを取る3パターンがある。バルセロナの強力な3レーン+バルデ+フェルミンの5箇所を潰すには中央に選手を集約しつつ、2トップでカウンターを狙いに行くのが勝ち筋だろう。バルセロナがカウンターを怖がり低い重心を作り上げるとは考えにくく、保持のバルサ、カウンターのマドリーの構図が分かりやすい。バルセロナはペドリとカサドをハイプレスで前半使い切り、早めにガビとフレンキーに交代する事でカウンターの補填をすると予想している。攻撃は前半ハフィーニャを何処に置くかでプレーエリアが変わる。どのみちうまくいかなければ、中央に置いてレヴァンドフスキとの連携を高めれば良いのだ。レヴァンドフスキの孤立=攻撃の停滞であるから、ハフィーニャがそれを解決するのが定石。ウルトラCとして、ヤマルを軸にする戦術も考えているかもしれない。マドリーのカウンターをセントラルとクンデで抑えれると仮定した時、ペドリとフェルミンロペスをレヴァンドフスキと両エクストレモの衛星として使える。これでラロハのダニオルモとファビアン起用法の出来上がりだ。実際ダニオルモもいるし、ニコとヤマルの内ヤマルがいる。フリックがユーロ王者にインスピレーションを受けていない訳がない。ここで無敵艦隊式の攻撃法を作り上げるという可能性もスペイン好きとして視野に入れよう。

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【予想文】10.5行
📝ここまで試合開始前から盛り上がっているクラシコはいつぶりだろう。メッシロナウド時代は終焉を迎えたが、ここでお互い世界的なタレントを揃えている。一方は巨星を数多く外から揃えた。一方は育成を武器にスペイン中心の若き戦士を揃えた。クラブの経営金銭面は大きな違いがあるが、戦力は互角だろう。正直1ファンが軽々しく勝敗を予想して良い試合ではないが、サンティアゴベルナベウには魔法がかかるのだ。

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