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活動まとめ 2月2日-2月8日



月初のミーティング

2月2日
毎月始めの市の担当の方と協力隊とのミーティングでした。
活動経費の報告のほか、来年度の地域おこし協力隊募集について、大阪で行われた「自伐型林業×地方移住マッチングフォーラム2024@大阪」について、今後の技術向上についての方向性についてなど話し合いました。
「自伐型林業×地方移住マッチングフォーラム」は、自伐型林業を推進する支援団体「NPO法人自伐型林業推進協会」が、昨年から自治体と新たな林業の担い手・移住者が出会う場として開催されているイベントで、私たちも昨年この動画を見て一関市の取り組みを知り、応募するに至った…という、素晴らしいご縁を繋いでいただいたものです。
今年も昨年と同じく、派手な…もとい、色鮮やかなハッピを纏い熱弁を繰り広げられる我らが一関市林政推進課の小野寺知之さんの勇姿を、下記より見る事ができました。
他にも各自治体の取り組みも知る事ができます(動画の51分頃より)。

このイベントをきっかけに、また新たなご縁が生まれる事を心から祈っています!

後半のトークセッションでは、広島で自伐型林業を志した時に出会った、兵庫から広島へ地域おこし協力隊として移住された大谷和輝さんが登壇されていて、頑張る姿を拝見できて個人的にとても嬉しかったです!


伐倒研修(一関市)


2月3日から5日までの3日間、体験研修の時から引き続き奈良県吉野の原田勤さんをお迎えしての伐倒研修に参加しました。

1日目
玉切りと受け口の練習をしました。
玉切りでは、横たわった丸太を切っていくのですが、どのようなテンションがかかっているかを見定めて、上から切るのか下から切るのか、下から切りながら刃を入れたまま上に移動して切るのか(ちょっと伝わり辛いですが)方法を繰り返し復習しながら切りました。

夫婦共同作業。
ケーキカットならぬ、丸太カット。


受け口は、木を倒す際に、倒す方向へ向けて切り込みを入れるのですが、その角度や、角度の確認方法を習いました。
いきなり1本木を伐倒する前に、繰り返し基本的な事を習い実行できたので、冷静に納得感を持って行う事ができました。

原田さんご指導のもと、受け口作り。


また、間伐する際にはどのような木を選ぶのか(選木と言います)を習いました。
成長の早い木は年輪の幅も大きく木材としては価値が下がる事、周りの木の成長を凌ぐため伐採すると、周りの木に陽が当たり養分も行き渡るためげ元気になる事など…その木単体ではなく周囲にも目を向けた観察が重要です。
そのお話を踏まえて、自分たちでどの木を切るか選木して印を付けました。

研修後、研修生のご親族のご実家の裏の木を皆んなで見学に行きました。
家を凌ぐように立っている杉林。
技術を身に付けた後、何かお手伝いできれば…という思いでしたが、とても立派な御神木のような木で難しそう。それでも、皆んなでこのような場を共有できて、仲良くなっていくのがとても嬉しいと思った時間でした。

2日目
前日選木した木を順番に切っていきました。
この日は天気はとても良いもののかなりの強風で、上を見上げると木はしなるように揺れていました。
本来ならこのような時に伐倒作業はしないのですが、風の影響を知るために安全に細心の注意を払いながら切りました。
私は先月の釜石での伐倒に続き人生で2本目。
まだまだ経験は不足していますが、前日の基礎の繰り返しを反芻して落ち着いて作業する事ができました。

動画を協力隊が撮ってくれているので、後で見返して振り返る事ができありがたいです。まだまだ及び腰ですね。

3日目
自分で倒した木を玉切りしました。
木は、接している部分がどこかによってテンションがかかっていて、それを見誤ると切っている最中や切った後に大きく動き、場合によっては大きな事故に繋がります。
私が倒した木は、周囲の木何箇所かに接していて株側から見ると弓形になっていました。これをそのまま玉切ってしまうと、テンションが一気に抜け元に戻ろうとする力が働き、自分に当たってきたりと危険です。
敢えてテンションが強くかかっている部分で、少しずつテンションを抜く方法を習いました。


通常はテンションのかかっていない部分から玉切っていきますが、今回はテンションの影響を知り注意力や判断力を深めるためにこのような方法を取られました。
影響を目の当たりにし、改めて木を切る怖さを実感しました。
伐倒はある程度経験を積めばできるようになりますが、玉切りは難しいそうです。

伐倒以外にも、玉切りや選木など、とにかく「観察」が大切。
「観察」という言葉を原田さんは繰り返し使われました。
ただ行うのではなく、観察・意識して安全に技術を高めていきたいと思います!

借家のヤブ払いとチェーンソーのメンテナンス

2月6日
借家の植木に絡みついた蔓。
景観も悪く、蜂の巣の温床にもなるので取り除きました。
本数も多く1本1本が頑丈なので、ノコギリなどではなくチェーンソーで一気に払っていきました。

ビフォア。
作業中。
アフター。

これで木が元気になってくれる事を願います。

この後、研修で使ったチェーンソーのメンテナンスをしました。蓋を開けると木屑とオイルが付着しているので、丁寧に除去。

蓋を開けるとこんなに木屑が付着しています。


掃除後。ほぼ綺麗になりました。

この後、前回苦戦したチェーンソーの組み立てをしました。
やはりチェーンの張り具合がうまくいかず、この日も暗くなってしまったため翌日へ持ち越しです。
何故か今までできていた事に躓いています。

熱心に組み立てるもチェーンが緩かったりキツ過ぎたり。

事務作業

2月7日
午前中は休息を取り、午後から会計などの事務作業に専念しました。

バックホーで整地

2月8日
午前中は前日の事務作業の続きをしました。
午後からは12月下旬からバックホーの練習場所としてお借りしていた場所を夫婦で交代しながら整地しました。
元々は盛り土してあった場所ですが、少しずつ崩し作業道作りを想定した作業もさせていただきました。少し残った盛り土部分の土を周囲に撒き、平らにしていきました。
もっと綺麗になる予定でしたが技術不足でまだまだ凸凹が残っていますが、大方綺麗に。担当の方へ報告とお礼に伺ったところ、感謝の言葉をいただきました。
人に感謝される事ができるようになると嬉しいです。

作業前の風景。右側へ少し盛り土が残っています。
作業中。
機体が全く水平になっていません。土を水平に均していく難しさを味わいました。
作業後。日が暮れて見え辛いですが、大方平らになっています。

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