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活動まとめ 10月11日-10月17日

岩手県一関市地域おこし協力隊の丸谷留奈です。
令和5年7月に夫婦で広島から移住し、自伐型林業×複業というテーマで活動しています。
このnoteでは、毎週金曜日に1週間分(土〜木)の活動を更新しています。

林業に興味のある方、これから林業を始めてみようかなと思われている方、地域おこし協力隊とはどのように活動しているのか知りたいという方などに読んでいただけると、少しは参考になるかも知れません。
この場を借りて、自分自身の振り返りもさせていただいています。
林業初心者の私が3年間でどのように成長し自立できるのか、見守っていただけると幸いです。
それでは今週の活動のまとめをどうぞ ↓


経営とブランド戦略の学校

10月15日
一関市主催の経営とブランド戦略の学校の4回目でした。
学校は11月の事業計画発表会が最終回ですが、この日を入れて残すところ2日となりました。
まずは今までの振り返りとも言える講義があった後、「流通」について学びました。現在は間伐材を木材市場へ運んでもらい、売ってもらうという単純な流通パターンですが、自社のブランドを作り商品を売る時には流通の長さ(お客様へ届くまでの段階)や幅(販路を特定するのか、幅広い販売先と取引するのか)をブランドコンセプト、商品の特性、ペルソナ(お客様の具体的な人物像)に合った選択をする事が重要なのだという事が分かりました。

縁日さんの美味しいランチを食べた後は、恒例の「お昼のシェアタイム」

午後からは、スピードアップして講義を受けた後、宿題だった事業計画のブラッシュアップを元に、さらなるブラッシュアップをしていきました。
これまで、新規事業案をいくつか出して進めてきましたが、夫婦の話し合いでまずは一本に絞ろうと言う事になり、煮詰めていきました。
夫婦それぞれの考えも擦れ違っていた事が分かり、またほぼ始めのテーマに戻って丁寧な話し合いもできました。

急がば回れ。
事業発表会や岩手県の認証制度の申請まであと1ヶ月もありません。いつも通り借家の改修や普段の事務作業、地域活動と予定がたくさん入っており毎日取り組める訳ではありませんが、既に経営されている方はもっと少ない時間で取り組まれているのだと思い、自分を奮い立たせています。
なかなか柱となる林業ができず歯痒い思いではありますが、もう少しの間頑張ります。

周りの生徒さんと同じ空間で事業計画書を作る時間には、刺激をいただいています。ありがとうございます!

京津畑私有林の整備


10月17日
9月の研修以来約1ヶ月振りにこちらの現場に入らせていただきました。
気付きが多かった前回の伐倒造材研修。早く習った事を試し実践してみたかったのですが、こんなに日が開いてしまいました。

伐倒方向へ受け口を作る

根元が曲がっていて、先端は枝が一方へ偏ってついている、重心のハッキリした木でした。
考えた末通常の受け口を作り、反対から追い切りをしていく方法を選んだのですが、追っている途中で木が倒れてしまいました。
予測はしていたので倒れ始めにすぐ気付いて退避。

大きく裂け上がってしまいました
曲がりの大きな木でした

補助で引っ掛けていたロープの張りが強過ぎたのかも知れません。伐倒する前に、加藤隊員から「張りが強すぎると追っている途中で倒れますよ」とアドバイスをもらっていました。
狙った方向より右に倒れました。これは、木の曲がりと重心の読み誤りかも知れません。

うまくは行かなかった伐倒でしたが、切り終わる前に倒れる事が予測できていたのは良かったと思います。

商品案の打ち合わせ


午後からは、陸前高田市へ移動し商品案の打ち合わせをしました。間伐した丸太を使ってベンチを作れないか、というご相談を受けて、まずは設置する現場を見させていただきました。
コンクリートの床でしたが、現在は椅子を置いて花火大会を鑑賞したりBBQをしたりされているそうです。
そこへ木の温もりを感じられるベンチを置くと良いのではないか、という素敵なご提案です。
初めての事なので、ご希望に応える事ができるよう、具体的な形を考え、経営の学校で学んでいる事も活かしながら、見積もりを作らせていただきます。
経営の学校で一緒に学ぶ生徒さんなのですが、このような機会をいただいてありがたいと思います。
現調の後はお茶をご馳走になりました。
すでに起業されたくさんの商品やアイディアを打ち出されているその方のお話はとても興味深く、勉強になりました。

おまけ〜丸谷家秋の感謝祭〜


先週のnoteの記事でも少し触れましたが、この日曜日に借家にて、京津畑集落の方への感謝を込めて夫婦でお祭を開催しました。
ありがたい事に21名の方が来てくださり、天気も秋晴れで暑いくらいで、賑やかに楽しい時間を過ごす事ができました。

春にジャガイモを畑に植える時、収穫したら大好きなポテトチップスを作りたい、と宣言していたので、皆さんに食べていただけるくらいの数を作ろうと思っていたのですが、2、3名がお腹いっぱいになるくらいしか作れませんでした。
広島でよく食べていた西京味噌を使ったお団子汁は、いつもの味に作れましたが、もしかすると岩手県では好まれる味ではなかったかも知れません。

皆さんへの感謝という事で殆ど夫婦だけで準備してきましたが、当日全ての方へのおもてなしが行き届いたかというと、そうではなかったと思います。計画していた催しは、楽しくお食事されている中言い出すタイミングを逃し実行できず、イベントの難しさを実感しました。
それでも、終始バタバタしている私たちに温かく手を差し伸べてくださった皆さんの懐の大きさを感じました。
これに懲りずにまた、1年後くらいに開催してみたいと思います。

お隣の方がサトイモをたくさん茹でて切ってきてくださいました!
ありがたい!


お陰様で作る事ができた団子汁30人分


スライスして乾かした30人分のジャガイモ。
全てを揚げる事ができませんでした

京津畑の皆さん、いつもありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
夫もまた、地域おこし協力隊として一緒に活動しています。夫 丸谷誠司のnoteはこちら↓
https://note.com/kyotuhata_m

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