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活動まとめ 11月22日-11月28日
岩手県一関市地域おこし協力隊の丸谷留奈です。
令和5年7月に夫婦で広島から移住し、自伐型林業×複業というテーマで活動しています。
このnoteでは、毎週金曜日に1週間分(土〜木)の活動を更新しています。
林業に興味のある方、これから林業を始めてみようかなと思われている方、地域おこし協力隊とはどのように活動しているのか知りたいという方などに読んでいただけると、少しは参考になるかも知れません。
この場を借りて、自分自身の振り返りもさせていただいています。
林業初心者の私が3年間でどのように成長し自立できるのか、見守っていただけると幸いです。
それでは今週の活動のまとめをどうぞ ↓
事業計画のプレゼンを集落の方へ
11月23日
一関市主催の「経営とブランド戦略の学校」で発表した事業計画を、集落の方が聞きたいと言ってくださり、プレゼンさせていただきました。
京津畑集落に板倉造りの小屋を建て運営していく事業なのですが、製材やプレカット、図面起しなど課題があります。もしかすると、その方にも協力していただける可能性が出てきました!
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地域の方が興味を持ってくださる事、できれば少しでも関わったり一緒に取り組んでくださる事を目指しているので、とても嬉しかったです。
やまんば山の学校
11月24日
久し振りに参加する事ができました。
私が参加させていただいている「山チーム」は現在、拠点となる山小屋の改修を年末までに終わらせる事を目標に活動されています。
前回と同様、解体作業が待っていました。
私の得意分野?という事で、張り切って玄能(トンカチ)や鋸・バールを使って壁や支柱を解体していたのですが・・・
お昼ご飯。
作業を導いてくださっている大工の棟梁さんが、「家が見て欲しくないと言っている」とおっしゃいました。
棟梁さんは、山や家の声が聞こえるお方。
無理に解体作業はしない事になりました。
そのような感覚、とても大切だと思いますし、私も共感します。
元々は誰でも持っているのではないでしょうか。
それを感じられるような丁寧な暮らしを心がけたいな、と改めて思いました。
と言う訳で、家の内部の写真は載せません。
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葉っぱを手で扱いて落としました
京津畑作業道作り
11月25日
先週のフォローアップ研修で教わった作業を、加藤隊員と主人と交代で行いました。
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路肩を転圧しても固まり切った感じがせず、翌日から再度来てくださる講師の渡辺さんに訊いてみる事にしました。
フォローアップ研修3日目
先週のフォローアップ研修に引き続き、南三陸町の渡辺啓さんが京津畑の作業道へ来てくださいました。
前回の研修から1日しか山へ入れず殆ど進めていないのが残念です。
11月26日
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(渡辺啓さんが撮影された写真を拝借)
土羽(どは)打ちは、法面を強化すると共に均一な傾斜となるようにバケットで転圧します。挑戦した事はありましたが、習いながら実践したのは初めて。車体の向きや打っていく順番、バケットの角度など教えていただきました。
崩れない丈夫な道を作る大切な行程。
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11月27日
夜中に大雨が降り、朝には天気が回復していましたが、路面が乾くまで山がっこで座学が行われました。
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実践するのが楽しみです!
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小口の切り方や木の曲がりの見極めができていない事が判明
作業しやすいような環境整備もアドバイスいただきました。
見ていただけて良かったです。
作業道へ向かうと、路面は泥状になっている箇所もありました。
水切りがうまくできていない箇所、表面に泥が残っている箇所もよく分かり、今後すべき作業が見えてきました。
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これでは泥濘んだ道になってしまう
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(渡辺啓さんが撮影された写真を拝借)
この2日間のフォローアップ研修では、講師に言われた事をその通りにやるのではなく、自分で考え実践し、それが説明できるように課題が出されました。
表土と深土の使い分け、項数を最小限にした効率的な動き、安全な車体の配置と向き・・・技術が向上し求められるハードルも上がりました。
慣れてきたからこそ我流に走らず基本に忠実に作業をする事が大切だと実感しました。
実際の施業から安全管理、経営まで全て自分で行うのが自伐型林業。
これからも意識して取り組みたいと思います。
令和6年度「安全衛生研修会」
11月28日
一関地方森林組合の同研修に参加させていただきました。
前半は公益財団法人岩手県林業労働対策基金 安全衛生指導専門家の千葉栄さんによる伐倒方法の座学。樹種により特徴は様々で、教科書通りでは安全に伐倒する事は難しいのがよく解りました。
後半は現場へ移動してのかかり木処理についての実践。
実際にかかり木になるように倒し、その処理方法を学びました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1732880969-eG3Q4Pz9UBXcIbZ2ioywKjlA.jpg?width=1200)
樹間が狭ければ狭いほどかかり木になる確率も高くなりますし、松や広葉樹など重心の見極めが難しい木は狙った位置へ倒すのも難しく、やはりかかり木になる事があります。
安全に処理するための方法論を学び勉強になりました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
夫もまた、地域おこし協力隊として一緒に活動しています。夫 丸谷誠司のnoteはこちら↓
https://note.com/kyotuhata_m
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