京津畑日記 2週目
7月14日(金曜日)
午前中は協力隊としての活動計画を3人で組み立てました。
各自が行いたい事、やりたい事、優先順位をつけて確認。
その後、名刺のデザインについて話し合いました。
午後からは、隊員mが住む予定の家の清掃作業です。
持ち主の親族の方が、この日のために遠方からご夫婦でいらっしゃいました。
箒や雑巾で磨き上げます。
とても綺麗に維持されていたのですが、歳月と動物の侵入によって傷んでいる箇所がありました。
この家の改修を進めながら、自分たちの寝ぐらにしていきます。
7月15日(土曜日)
前日に引き続き家の清掃作業。
午前中は地域の方々がお手伝いに来てくださいました。
使えなくなった冷蔵庫を運んでくださったりと自主的に動いてくださいました。
地域のグループsnsで、告知されたそうです。
なんとも暖かい集落なんだろうと感じました。
自分もそちらに行けるように、足元を固めたいと思いました。
ベースが大事。
人として生きる心根が大事。
午後には、随分と家の中の空気も変わり、
靴下で歩いても気にならない程度になりました。
改修の課題も浮き彫りになり、今後が楽しみです。
(楽しみですが、早く落ち着きたいのも本音。。。)
7月16日(日曜日)
朝5時から集落の燈明日月神社周りの草刈り。
mは、刈払い機を持っていませんので、熊手で草をかき集めます。
足腰を使うので、軸を思い描きながら身体を使いました。着任早々の怪我や故障は、もったいないですからね。草も集めて
一度解散して、10時からいよいよ例大祭。
神楽も奉納されました。
動画は取ったのですが、写真を撮る事まで回りませんでした。
夜はフランス料理のシェフが経営するカフェにて、一関市地域おこし協力隊や緑の協力隊、そしていまから地域に入ろうかと思案中の方々が20人以上集まられて、大交流会!!
詳細はこちら
https://smout.jp/plans/11978
久しぶりにアルコールの入った緩いけれども熱量がとてもある交流で、とても有意義に感じました。
何より女性が圧倒的に多くいらっしゃいました。
本当に女性性の時代なのだなと思い、数少ない男性参加者が紳士的な振る舞いだったので、益々可能性を感じました。
7月17日(月曜日)
一関市の林政アドバイザーK氏の指導で新月伐倒をしました。
日本で最後の宮大工は、新月に伐る有益を聞かれた際
「そんなもん、あたりめーじゃねーか」
江戸っ子かわかりませんが、一言で会話が終わったといいます。
伐採した木は、葉枯らし(枝葉を上部に付けたまま)で3ヶ月ほど林内に置いておきます。
事前に材を乾燥させる事で、木が本来持っているアロマ成分や乾燥が緩やかになる事で、質が保てるそうです。
最近は乾燥機で乾かす木材がほとんどですし、海外からの輸入材には、防虫薬が含まれていますから、自分の健康をどの程度守るか、勉強が必要ですね。
夜は同じ一関市藤沢町のバーベキューに参加させていただきました。
藤沢町には、埴輪、土偶などの野焼き祭りが毎年行われて、盛大なる野焼きが行われているそうです。故岡本太郎もモニュメントやホールのドンチョウに作品を残していらっしゃいました。
お盆のシーズン、生でビッグファイヤーを観たいものです。
7月19日(水曜日)
朝は千厩(せんまや)にある、刈払の安全講習を申し込んできました。
機械も使い方や不注意で、怪我の元ですからしっかり身につけたいと思います。
その足で同じく千厩のタスクデザインさんを訪れ、名刺の打ち合わせをさせていただきました。
午後から株式会社ぼうけん 福田一馬さんにこれから我々が住む家の断熱材について、知恵を分けていただきました。
7月20日(木曜日)
午前中は名刺に使う素材集め。
歩いていると(人が少ないからよく目立つのです)集落の方に声をかけてもらい、立ち話。
嬉しい事に、今度「おちゃこしねーが」と誘っていただきました!
岩手県では、お茶を飲みながらお話しする事を「お茶こ」と言うのです。楽しみです。
素材はこれにしました。
午後から一関市立大東町図書館へ利用カードをつくりに行きました。
やっぱり今日も雨でしたが、途中で虹を観ました。こんなに低くてアーチの弱い虹ははじめてでした。
虹は気分を上げてくれますよね。
そう思いませんか?虹の画像は、トップ画像です。
充実した図書館を切り上げて、山がっこへ帰ってみると集落の女性が漫画家 吉田戦車さん(一関市の隣り、水沢出身)のラベルが貼ってあるお酒を差し入れして下さいました。
この方、歴史や植物を勉強されて溢れ出る知識量が魅力的でした。
頭パンパカパンになってしまったので、また別の機会に書きたいと思います。
今週はこれにて終わり
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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