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京津畑日記 第82週 1月24日〜1月30日

2023年7月に岩手県一関市大東町に移住しました。一関地域おこし協力隊の丸谷誠司(マルターニ)です。

自伐型(小規模)林業を通して、里山と経済の循環を起こす山守、自伐林家を目指しています。山が元気になる森の散策路や木材の面白い使い道を考えています。

今週は、都会へマッチングフォーラム。
自伐型林業の先輩と大東町で、お話し会。

それではどうぞ。


1月24日(金曜日) 大手町の森、メルマガ、交流会

明日25日の移住マッチングフォーラムのために東京へ前乗りしています。
まずは大手町の森を目指す。
5年ぶりの都会は、やはり駅構内で迷う、歩く(嬉しい!)でもって素敵な建物を発見。石作りの立派な建物。
ちょうど日銀が金利を0.5%アップしたと報道された日。

広島支店も貫禄がありましたが、本家はもっと貫禄がありましたね。
金融によって世界が動き出した時代の建物
到着

都会の真ん中に森が出来ている。
いわて森林コーディネーター研修で良き事例に取り上げられた森。

薬が塗られていました。虫の食べかすが、こびり付いてました
ワイヤーで倒木防止??
地下から見上げる
写真上部には、刈り払った枝のボサが作ってあります。ボサ作りが、常識になりつつあります。
紅葉、アオキ
やや粘度質
プレフォレスト
各々がそれぞれの役割
調和の多様性
混交林
万両、カエデは鉢植えでビルの添え物
夏は木陰ができて涼しそう
車道側から。
焼き芋の日でした。7台のキッチンカー。
なんでしょう?
約12cmの葉
調べ中
彫塑が裸婦で無いところも良い
石垣もいい雰囲気
昼時のひと休憩。
落ち葉集め

大手町を後にして、銀座へ。
岩手県のアンテナショップ、いわて銀河プラザへ。

一関産の野菜を見つけて記念撮影。

不覚にもマルターニ、都会の人波に酔ったのか、焼き芋だけでは栄養が足り無かったのか、若干ダウン気味。。。
長崎県佐世保発祥のミニカレーを食べて、回復を図りました。

ここから妻と別行動。
地下鉄24時間乗り放題きっぷで、品川まで移動したら150円追加料金が発生してました。「地下じゃないから」という理由だそうです。

品川の目的は、副業の準備。メールマガジンのシステム創設者にお会いし話を聞くため。そして自分がメルマガを発行するためです。情報を届ける仕組みとして、コスパも伝達能力も高いから本家の話を聞きにです。

一関市の大東町も大東メールがありますね。お亡くなり情報がたくさん来てますが、出産情報は来ないのかな?

23名の参加者、スタッフ6名

内容がとても濃ゆい。人によっていろんな生き方、生き様があるものだなと思いました。

無為自然 人は作為なく自然に生きるが如し 老子
道の創始者 山の教えに結びつくものだと、感じとりました。
皆様ありがとうございました。

近くに座った参加者さんが同郷で驚きました!

この後、夜の銀座。といってもガード下での自伐型林業の他地域の方々と懇親会。

帰りの駅からホテルまで、やっぱり迷う。。

1月25日(土曜日) 自伐型林業のマッチングフォーラム in 銀座

自伐型林業地域おこし協力隊1期生が一関市と繋がった、ご縁あるマッチングフォーラム。当時は自分たちが手伝い側になろうとは、想像できませんでした。

「もち」 って書いてくれた方、ありがとうございます。名乗り出てくれたら、もち差し上げます!
みんなで準備
この写真は、やらせです 笑
これは本当 笑笑

新幹線の自由席は、夜の時間帯は少ないことを知りました。

1月26日(日曜日) 興田地区 自伐型林業講話会、古材

京津畑を含めた地元である大東町興田地区。
興田地区振興会・安全環境部会が主軸になった自伐型林業の講演会。

みんなで準備
50席用意

準備の後は、清庵弁当。 もちろんやまあい工房さんの弁当です。
建部清庵たけべせいあん(1712〜1782)一関藩の名医。度重なる飢餓に苦しむ人々を救済しようと食糧の備蓄法や山菜の食べ方、解毒法を紹介した。

打ち合わせを兼ねた、やまあい工房産のお弁当

50人の定員のところ、74人!!!がお越しくださいました。
基調講演は、東北・森林マネジメント機構 三木真冴さん(釜石市)よりスタートです。

ご経験を発表されてます
74名の方々
パネルを前に記念撮影

一関市林政推進課 小野寺課長補佐から
「山がお荷物になっているが、本来は資源である。市内の再造林は3割程度である。山の価値を上げる可能性が、担い手の育成である。」
熱意ある説明に市民は納得されていたように感じました。

講演会の様子は、熱気に集まり真剣に耳を傾けられていらっしゃいました。皆さん、山があっても無くても、関心が高い、そのような印象を受けました。
今後も山おこしできるように、情報提供、実直な経営ができるよう励みたいと思いました。

終了後は、知人宅の古材をいただきに。
古民家だったので栗の木が使われているため、重くて太い材です。車庫の足しにします。

1月27日(月曜日) 事務、事故調査

天候良し!

午前中、noteや資料作りの事務。

午後、林内作業車の事故調査。盛岡からいらっしゃいました。岩手県に一人ばりだそうです。レアな仕事ですね。

そういえば土場の木材にシミがありました。

これは、凍った材だから?雪が溶けて染み込んだ??
いつか誰かに聞いてみる。

1月28日(火曜日) バックホウ、ミツバチ

午前中、バックホウの操作練習。
帰省や都会でバックホウに乗れていなかったため、久しぶり。
表面の雪を退かす作業が、地面の慣らし練習にピッタリ。楽しいなあ。

午後から室根町地域おこし協力隊 青木さんからお知らせをいただきハチミツ農家さんのワークショップに参加してきました。

ミツバチの生態系を学ぶ
湯煎し溶かす
塊がなくなるまで溶かす
溶けたら容器に移し替える

蝋燭のロウのように、冷えるとすぐに固まります。素早く!

花によって蜂蜜の味が違う

林業にとっては藤のツルは、杉を殺してしまうので、除去の対象ですが、蜂蜜になると素晴らしく美味しい!!!

ホホバオイル付き写真

1月29日(水曜日) 出材

一関森林組合の方に京津畑まで出向いていただき市場へ出材する基準をご教授いただきました。
共通認識を持つことができました。文字起こし励みます。

1月30日(木曜日) 事務、お話し会

午前中、事務作業。

午後、摺沢市民センターにて、大東町ポールウォーキング倶楽部の方々20名に協力隊の活動報告をさせていただきました。

大東町ポールウォーキング倶楽部の方には、2023年秋にお声がけをいただいてましたが、我々の都合がなかなか合わず、1年以上経ってからのお話会になりました。

おまけ 一関を背負う

マルターニたちも移住のきっかけになった縁起物の派手派手な法被。

熊本県南小国町と岩手県一関市の登壇です

3期生は、どのようなご縁がありますでしょうか。楽しみでもあり、不思議でもあり。

来週は、京津畑の私有林整備、月例ミーティングです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
来週もお楽しみに。

岩手が大好きな妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。小さな女性が小さな林業を会得するまでの経過観察ができます。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。

https://note.com/kyotuhata_r/

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