京津畑日記 第72週 11月15日〜11月21日
改めまして2023年7月に岩手県一関市大東町に移住しました。一関地域おこし協力隊の丸谷誠司(マルターニ)です。
自伐型(小規模)林業を通して、里山と経済の循環を起こす山守、自伐林家を目指しています。山が元気になる森の散策路や木材の面白い使い道を考えています。
今週は、山林の研修一色です!
年輪が密に詰まっているのが、良材の条件の一つです。
それではどうぞ。
11月15日(金曜日) 森林コーディネーター研修
14日に引き続き今期最後の「いわて森林コーディネーター研修」でした。
コーディネーターとは、なんぞや?
私たちで4期生だそうです。
午前中、矢巾町にある岩手県森林組合連合会 盛岡木材流通センターへ見学。
広葉樹は2番目の大きさの市場です。北東北は、広葉樹の王国。
問題 上の写真。54cmと60cmは、どちらの杉が良材でしょうか?
11月16日(土曜日) 橋本光治先生による作業道研修 in 京津畑
徳島県那珂町から橋本林業の橋本光治先生がご指導にきてくださいました。7月下旬以来です。まずは、歩いてチェックしていただきました。
11月17日(日曜日) 橋本光治先生による作業道研修 in 京津畑
続き、
11月18日(月曜日) 橋本光治先生による作業道研修 in 京津畑
午前中、スギ2本伐倒。
かかり木と言いまして、他の木に保たれてしまい危険度がアップします。
風の強い日でしたから、風が手伝ってくれました。
光治先生曰く「自伐型林業は、自分が納得すれば良い。」
11月19日(火曜日) 橋本光治先生による作業道研修 in 京津畑
気温がマイナスになりました。
橋本光治先生に4日間通して訓練していただきました。集中して取り組むことが出来、充実してました。ありがたい事でございます。
光治先生「それが出来ないなら、どうすれば出来るようになるか、考えなさい」
11月20日(水曜日) 渡辺さんによる作業道研修 in 京津畑
南三陸町 波伝の森山学校 渡辺啓さんにフォローアップをしていただきました。
渡辺山曰く「自伐型林業は、長期的な利益を取る。そのためには安全でなきゃない。自伐型林業は、自分のペース。」
11月21日(木曜日) 渡辺啓さんによる作業道研修 in 京津畑
作業道は車が通れなきゃなんない。ヘアピンのヌタヌタの処理方法を学びました。
午後からは、作業道の続き。
おまけ ヘルメット
ファナーというかっこいいヘルメットを使っています。今の流行りでしょうね。珍しく流行りに乗っています。笑
使用して気がついたのは、
・ヨーロッパの企画なので頭の形が、日本人と違う。横が痛くなる人もいる。
・標準のフェイスガードは、目が荒くてチェーンソーを回すと木屑がメッシュをすり抜けて入ってくる。
・透過性、可視性、値段からPPテープが最強になりました。
自伐型林業では、どのように経費を削減するか。を考えられた林業です。
来週は、東山和紙の協力隊とコラボ、作業道作りフォローアップ、かかり木処理と月例ミーティング。
岩手が大好きな妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。小さな女性が小さな林業を会得するまでの経過観察ができます。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。